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古代蓮の里〜行田で迎える美しいハスの花の季節


今年も行田にある古代蓮の里へ見にいきました。
ここはふるさと創生事業 の一環として、行田市の天然記念物に指定されている “古代蓮” をシンボルとする公園を古代蓮の自生する付近に「古代蓮の里」として整備された公園です。

毎年この季節には、息を呑むような一面のハスの花の美しい光景を見る事ができます。

蓮は植物のなかでも、もっとも古いものの一つで、およそ1億4000万年前に、すでに地球上に存在していたのだそうです。

あたり一面のハスの花。
とにかく広いので一面のハスの花を表現するのに動画にしました。
インスタグラム


ただ、注意点があります。

それは…
古代蓮の里にいくなら、朝早く!



ハスの花は開いて、閉じてを繰り返し4日ほどで散ってしまいます。

ハスの花は、水中から茎を伸ばし、優雅に開花していきます。花びらは日によって変化し、開いて、閉じてを繰り返し4日ほどで散ってしまいます。
初日に開いた花は、朝には瑞々しい鮮やかな色合いを放ち、蜜を求めて蜂がやってきます。
夕方には静かに閉じてしまいます。

午後に出かけると花びらの水分が飛んでしまって、瑞々しい美しさを堪能する事ができません。


そして、古代蓮の里はかなりの広さがあります。

面積、14ヘクタール、東京ドーム3個分だそうです。

ここを回るのにとにかく暑い!のです。
日を遮るものがほとんどないので、日が高くなってから鑑賞すると汗びっしょりになります。

行田蓮だけではなく、駐車場近くにある「世界の蓮園」では40種類の花蓮が咲いています。

ハスの花はこんなに種類があるのですね。

行田蓮(古代蓮)が咲く場所は、3か所。
中央の“古代蓮池”がメインの池です。


また、ハスは水辺の環境において重要な役割を果たしており、
トンボやカエル、魚や野鳥たちの楽園になっています。そのため、ハスの生態系を観察することで、豊かな生態多様性を垣間見ることができます。

他に水生植物園では、オニバス、ホテイアオイ、睡蓮なども見る事ができます。

写真の向こうに見えるのが展望タワー。
古代蓮会館や売店などがあります。


タワーに登ると一面のハスを見る事ができるだけでなく、お隣の田んぼアートを見ることもできます。

また、タワーの中でこの古代蓮の里の四季折々の美しい映像を見る事ができます。
春には梅、桜、ボタンも楽しめることがわかりました。
蛍の鑑賞会なども開かれているようです。そして、雪景色もまた絶景でした。




ところで、毎度、ここへ行ったら食べる「ゼリーフライ」
別にゼリーをフライにしたものではありません。
小判形なので「銭フライ」が訛ったものだとか。
オカラをフライにしたものです。

揚げたて、ホクホク。

ここのご主人のお話では、今年は特に蓮の花つきがよく美しいとか。

ここでしか味わえないグルメが他にもあります。

ゼリーフライのお店のお隣では「古代蓮うどん」
また売店で蓮サイダーなども楽しむ事ができます。


暑さ対策をしっかりして、一面に咲き誇る美しいハスの花の鑑賞はいかがでしょうか?


古代蓮の里
〒361-0024 埼玉県行田市大字小針2375番地1
土日には、JR行田駅から無料シャトルバスも運行しているようです。
HPをチェックしてお出かけください。





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