冬のつぼみ
昨夜から今朝にかけて空想#09。あっという間に終わった。リズム。私自身のリズムで描く。光。生活に刺す北の光。低い太陽の示すもの。温存の硬い殻。殻の中で生々しく生きる強い意志。温める。自らの力で。たまるエネルギーはどの季節よりも強く春までのccrescendoは始まっている。繰り返される冬の記憶、季節の意識は、たくさんの蕾のイメージ。蕾の本当の感触。本当の姿は絵に現れる、という幻想。われわれは幻想に貶められ、幻想に滅ぼされかけて、幻想に生かされる。幻想は生きている。幻想はたくましい。永遠と膨らむ思考の果ては終わらない。終わらないことの明るさ、希望。
20201213