学生の手に書かれた「かんそう」
帰省するために姫路に向かうJRの中、ふと目に入った女子高校生らしき子の右手の親指のつけ根に、
「かんそう」って書いてある。
なんでかんそうって書いたんだろう…
何かを忘れないように書いたのかな?
感想?
学校からの課題で何かの講演があって、それの感想文的なものの提出を忘れないように書いたのか。
乾燥?
最近メイクを始めて、自分の肌は乾燥肌なんだ!と思い、肌に合う化粧水を、買わなきゃ…と思い「かんそう」と書いたのか。
間奏?
この子は吹奏楽部。自宅に帰ってから練習していた楽曲の間奏部分を自主練習することを忘れないように書いているのか。
ふとみたその文字は、まだ書いたばかりで、とても丁寧に書かれていた。
どうか忘れずに目的を達成してほしいとお節介に思ってしまう。