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わたし、お役所に出会う(追加資料4) - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】

上の階の受付で「土地台帳について聞きたいんですけど・・・」というと、チームリーダーみたいな職員さんが対応してくれることになりました。

下の階で取得した土地台帳と閉鎖登記簿の写しを見せて、状況を説明します。

「これって土地台帳から登記簿に移すときに、間違っちゃたんじゃないでしょうか?」

なんのことかと、職員さんも写しを見返しますが、少し顔がこわばります。

しかし、そのリーダーさん曰く、土地台帳は税務署が作ったものであり、法務局は保管をしているだけとのこと。

いやいやいや、それはないでしょ。

では、ここに書かれていることが間違ってないことを証明するものはありますか?と聞くと、古いものなので当時の資料が残っていないので、法務局としては、登記簿に記載してあることが全てとしか言えないとのこと。

うーん、典型的なお役所です。これはどうにもならないですね。。。

でも職員さんも、どうやら間違いっぽいような気がしているようです。

「一応、この土地台帳と閉鎖登記簿のコピーをとってもいいですか?」と聞いてきます。

うん?コピー?

「えぇ、いいですよ。登記簿のコピーは1筆600円です」というと、職員さんの顔が引き攣ります。

「いや、いや、冗談です。自由にコピーしてください」と資料を渡します。

少し意地悪でしたね。

山下さん(女)の住所を調べていたら、おそらく登記簿の移記ミスというレアケースに遭遇するという、想定もしていない展開になってきました。

新たに登場してきた山本さん(女)ですが、今までの調査でも全く名前が出てきていません。

保険を兼ねて、大田区役所に行って住民票の申請をしましたが、今まで同様、「該当者見当りません」の捺印がされて戻されてきました。

この段階で東京地裁の事務官に電話で状況を説明します。

事務官も、想定外の事らしく、とりあえず資料を送ってくださいとのことだったので、土地台帳・閉鎖登記簿のコピーそれぞれと、先に依頼されていた住宅地図と、その不明部分は現地で調べた山下さん(女)が近隣の想定されているところに住んでいないことを証明する資料、あとは今回判明した事実をまとめた資料を、レターパックに入れてポストインします。

なんか、大変なことになってきたなぁ・・・。

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