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わたし、役所巡りをする(三たび法務局) - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】

昨日に引き続き、またもや法務局にむかいます。

昨日覚えた申請方法で、閉鎖登記簿の閲覧をお願いします。

昨日と同じく、古文書のような大きなファイルを職員さんが持ってきてくれます。

昨日と同じく閲覧ブースで、破ってしまわないように、丁寧に通路の閉鎖登記簿を探します。

ありました。

事項欄をたどり、所有権移転の記載を見つけます。

取得者は
・山下さん(男)
・青山さん(女)
・鶴見さん(男)
・小林さん(男)
・山下さん(女)

・・・。

山下さん(女)?

所有権移転の日付を確認すると、昭和30年。

慌てて土地台帳の写しを引っ張り出し、所有権移転の日付を確認します。

昭和30年の同じ日です。

どういうこと?

冷静になってよく考えてみます。

改めて土地台帳と閉鎖登記簿を見比べてみます。

あれ?

山本さん(女)と山下さん(女)、どちらも〇子さんです。

というか、名前が一緒で姓の「本」と「下」の一字違いです。

現在の登記は、1960年(昭和35年)に土地台帳から移記されたもの。つまり、書き写されたものが始まりです。

もしかしたら、その時に登記官が写し間違えたのかも・・・。

そんなこと、あるわけないと思いつつ、確認のために職員さんに聞いてみることにします。

「あのー、土地台帳について聞きたいんですけど・・・」

というと、ここは閲覧・取得の窓口なので、内容については上の階の担当部門に行ってくれとのこと。

では、閉鎖登記簿を持っていっていいですか?と聞くと持ち出しは禁止とのこと。

しょうがないので、通路と物件の2筆分の閉鎖登記簿の写しを1,200円払って申請します。

写しをもらって、いそいそと上の階へむかいます。

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