わたし、追加資料2回目を送る - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】
その後、裁判所からの連絡もなく二週間が経ち、ちょっと焦れてきたところに、事務官の方から電話をいただきました。
結果が出たのかと、嬉々として電話を出てみると、どうやら追加の資料を提出してほしいとのことでした。
そもそも今後の流れを聞いてみると、まずは提出された申立書を裁判官が確認(審理)をするとのこと。
そこで、情報が足りなければ、追加の資料を求められることになります。
情報が十分に集まったところで、所有者不明土地管理命令に関する異議の催告を出すことになるようです。
その催告期間は最低でも1か月以上とのことで、今回は1か月半から2か月程度になるとのこと。
その後、管理命令が発せられるとのことでした。
いや、長い!
例のガイドラインには、サラサラサラッと書いてあり、異議届出期間が1か月なので、まあ1か月半で終わるかなと思っていたのですが、まったくあまちゃんでした。
もろもろ年内に終わらせたいと思っていたのですが、結構ギリギリの気がしてきました。
裁判所は、絶対的なお役所であり、「お役所仕事」であるのはどうしようもないので、期間を短縮するためには、こちらのレスポンスを早くするしかありません。
追加の資料は、速攻で提出することを、心に決めた瞬間でした。
その追加資料ですが、購入予定の物件の土地・建物の登記簿、他の共有持分者の状況がわかる資料とのことでした。
購入物件の土地・建物の登記簿(全部事項証明書)は手元にあるのですが、不動産屋さんから送られてきたPDFと、登記情報提供サービスからダウンロードしたPDF。
例によって、原本じゃないとダメですと言われそうなので、すぐに法務局へ取得に行きます。
あとは、他の共有持分者の状況資料ですが、これは超ラッキーでした。
以前は持分①:山下さん(男)、持分②:沼田さん(男)、持分③:高木さん(男)の3名については、所在や状況などがしっかりわかっていたのですが、持分④:石田さん(女)だけは、手紙が戻ってきただけで、ちょっとふわっとした状況でした。
それを裁判所の連絡待ちの間に、石田さん(女)の所在について調査をし、市役所の「該当者なし」印が付いた住民票申請書を取得し、現地調査の情報まで行ったので、かなり説得力のある資料を作れる状況になっていました。
そこで石田さん(女)の「土地所有者の探索等に関する報告書」を作成し添付しつつ、他の共有持分所有者の状況資料をまとめました。
返還された郵便物と該当なし申請書のコピーをそれぞれ別添とし、送付状をつけて、少しでも早く届くように、赤レターパックでポストインします。
こっちは、クイックレスポンスです。