わたし、申立の手続きをする(添付書類) - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】
添付書類は数えてみると12種類、雛形に記載がされていました。
数だけみるとちょっとうんざりしますが、弁護士への委任状や建物の敷地利用権を証明する資料、土地(建物)の現況調査報告書又は評価書、登記されていない場合に必要な書類2通など、私の場合には必要のないものが多く、あとは登記簿、公図など手元にあるものも多いです。
少し悩んだのは「土地(建物)の所在地に至るまでの通常の経路及び方法(土地(建物)の住居表示を記載する。)を記載した図面 」ですが、最寄駅から通路までが入っているGoogleマップをスクショしてパワポに貼り付けて資料としました。裁判所に提出するものなので、著作権の問題がないように、Googleマップのガイドラインを確認して「地図データ ©2023 Google」 の記載も忘れずに入れました。
そして「所有者・共有者の探索等に関する報告書」というものが必要になるのですが、これの雛形も裁判所のホームページにあるので、Word形式をダウンロードしました。
これもGoogleドキュメントに変換しようとしたのですが、やたらと段落がつかってあり、綺麗に変換できません。中身をみると、今回のケースでは記載する部分がほとんどなさそうだったので、PDF形式をダウンロードして、手書きするというアナログ手法で作ることにしました。
一番上に「令和_年(チ)第____号(不明所有者____)」との記載がありますが、何のことやらわからないので、とりあえず空欄のまま、その後の申立人の必要事項を記載します。
記載するのは「第2 登記名義人に関する探索」からなのですが、そこには「登記名義人に対する書面の送付又は訪問の結果」を記載する必要があります。
書面の送付?訪問の結果?
そういえば、山下さん(女)は山下さん(男)の親族と思い込んでいたので、何かを送付するようなことはしていませんでした。
しかも登記簿に記載されている住所は「大田区〇〇町●丁目×××番地」であり、Googleマップで検索してもヒットしません。
こりゃやばいと、大急ぎでレターパックを買ってきて、山下さん(女)の登記簿住所に送ることにしました。
もしかしたら届くかもしれませんので、同意書を同封します。
それ以外の項目はほぼ「該当なし」なので、あとはレターパック次第です。