わたし、反社会的勢力と疑われる - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】
登記の事務的な手続きが進む中、管理人である弁護士さんも物件の査定を不動産屋さんに頼まれていて、先にお送りした上申書と合わせて裁判所と協議されて、売買価格が提示されました。
提示価格は30万円。
ほぼ想定の範囲内の金額の提示をいただきました。
先に裁判所に添付した資料には、誤ってもう少し高い金額を記載してしまっていただけに心配していましたが、妥当な金額に落ち着いてホッとしました。
これで決めるべき事項は全て決まったので、管理人である弁護士さんから、裁判所に権限外行為許可審判申立書を郵送するとの連絡をいただきました。
すでに年も暮れようとしており、年内には許可決定が出ないでしょうとのことなので、最終決定は越年することとなりました。
年末年始はじっとしているしかありませんね・・・。
そして年が明け、松が取れてもいっこうに連絡がきません。
ちょっと不安になって、どうですか?と管理人である弁護士さんにメールをすると、ちょうど裁判所から連絡があったとのこと。
ちょっと蕎麦屋の出前的な感じもしますが、内容を確認すると、買主が反社会的勢力でないことの上申書を管理人名で提出してほしいとのこと。
「あなたは、反社会的勢力ですか?」という質問です。
いまさらですか!というツッコミを入れたくもなりますが、当然わたしは反社ではないので、「反社会的勢力ではありません」と弁護士さんに回答します。
その回答をもって、弁護士さんが上申書を作成し、提出してくれました。
その後数日して、弁護士さんより、東京地方裁判所民事22部から権限外行為許可決定書を受理しましたとの連絡がありました。
あとは、契約日を調整して、売買契約の調印と決済、登記です。
そろそろゴールが見えてきました。