見出し画像

わたし、もう一人の不明者を探す - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】

裁判所の決定をぼーっと待っていてもしょうがないですし、追加の資料として求められることも十分考えられるので、もう一人連絡が取れていない、石田さん(女)に関しても所在を確認することとしました。

(参考)現時点の登記簿上所有者
持分①:大田区〇〇町●丁目□番3号  山下さん(男)
持分②:神奈川県横浜市 沼田さん(男)
持分③:大田区〇〇町●丁目□番5号  高木さん(男)
持分④:埼玉県入間市  石田さん(女)
持分⑤:大田区〇〇町●丁目×××番地  山下さん(女)

神奈川県の沼田さん(男)は、運良く裏に住んでいたので、守備よく同意書をもらっていましたが、埼玉県の石田さん(女)は、ちょっと遠方になるので、同意書を同封したお手紙を送っただけでした。

しかしこのお手紙、案の定「あて所に尋ねあたりません」と返ってきていました。

大田区役所で住民票の「該当者見当りません」を取得していたので、気を大きくして、入間市まで言ってみることにしました。

入間市は東京からだと、西武池袋線で所沢の先と、結構遠いイメージですが、特急ラビューだと池袋から2駅!これは特急ラビューの1択と、遠足気分で入間市に向かいました。

入間市役所は、入間市駅から徒歩12分。バスに乗るまでもないなと、歩いて向かいます。

入間市役所での申請は、大田区役所で一度行なっているので、慣れたものです。

申請書に必要事項を記入・添付して申請します。

今度は、30分ぐらいで番号が呼ばれます。

受付に行くと「該当者なし」の捺印がされた申請書が返却されました。

まぁ、郵便が届いていないので、当然かなと。

その石田さん(女)の住所ですが、Googleマップで確認すると、入間市役所から歩いて25分の距離。

うーん。。。ちょっと距離があります。

しかし再度入間市にくるということを考えたら、ここは現地を確認しておく方がいいだろうと判断し、登記簿記載住所に向かいました。

街並みを楽しみながら、歩くこと30分弱で、登記簿住所付近に着きました。

道から袋路状道路があり、番地プレートを見てみると、どうやらここ一体が石田さん(女)の登記簿に記載のあった住所のようです。

パッと見渡すと、袋小路の入り口から突き当たりまで、両脇に合計6軒の家が立っています。

表札を見てみると、入って左のお宅は〇〇さん、次が□□さん、突き当たりが△△さん、と思ったら横にも道があり、その先に2軒ありました。そして全ての表札を確認したのですが、「石田」のお名前はありませんでした。

合計8軒の表札と、周囲の家並みを参考資料としてスマホで写真を撮り、帰路に着くこととしました。

なかなか地味な作業で、刑事さんや探偵さんは、いつもこんなことをしているのかなと、勝手に思った埼玉遠征でした。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集