わたし、決定書を受け取る - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】
10月下旬の異議の届出期間満了日がやってきました。
時間までは書いていないので、なんとも言えないのですが、日付が変われば間違いなく満了と思われるので、次の日になって少しホッとします。
裁判所からの連絡を待ちますが、その日には連絡がありませんでした。
満了日の翌々日になっても連絡がないので、焦れてこちらから連絡をします。
そうすると事務官の方から、「現在管理人の方を選定中で、ちょうどそれをご連絡しようとしていたところなんです」、と蕎麦屋の出前のような回答をいただきます。
何はともあれ、意義の届出もなく、管理命令が決定したようです。
11月の第2週に決定書と渡せるということなので、アポイントの約束をします。
アポイントの当日に東京地裁の民事22部にうかがうと、「令和5年(チ)第○○○○号 所有者不明土地管理命令申立事件 決定」と書かれた書類を渡されました。
法務局の「法」の穿孔のように「裁」(おそらく)の穿孔がしてあります。
主文の1として「別紙物件目録記載の土地の共有持分について所有者不明土地管理人による管理を命ずる」とあり、二つ目には所有者不明土地管理人として弁護士さんの名前が記載されています。
3つ目には「手続費用は、各自の負担とする。」と書いてありますが、これいったいどういうことなのでしょうか?
調べてみると、裁判手続きにかかった費用は、自腹とのこと。まぁ、これはしょうがないことなのでしょう。そもそも所有者不明ですし・・・。
丁寧に、付箋で弁護士さんの電話番号をつけてくれていたので、地裁をでた瞬間に、その番号に連絡します。
「所有者不明土地管理命令の件についてですが」と問い合わせると、事務の方から書類などを受け取ったばかりなので、確認してから後日連絡をしますとのこと。
こちらも受け取ったばかりではありますが、今までの裁判所の動きを見ていると、ちょっと不安ではあったので、「なるべく早くでお願いします」とお願いをして電話を切ります。
どうも、待ちのパターンが多いですね。