2024年2月27日 閑話(1日の備忘録)
山寺に暮らすようになって5日ほど経ちました。
午前中は庫裡のお掃除をしました。
8時くらいから食器乾燥機をきれいにしはじめて
10時半ごろに一区切りつけました。
以降は、
辻さんの記事を更新する、
ゴミの回収日の確認、
お寺の日程表を作ってみる…
ということをしていました。
お寺は不動縁日の前日で参拝の方が多く
住職さんは何件もの御祈祷でとても忙しくされていました。
お茶だしをお手伝いしましたが、
いままで一人で回していらっしゃったと思うと
すごいことだと感じます。
夜、今日は寒いからとお寺の信者さんが
電気あんかを貸してくださいました。
自家製グラタンも分けていただき、美味しくいただきました。
住職さんが忙しいついでにと
車を出してくださり、
洗濯と買い出しに連れて行っていただきました。
車内では、住職さんが最近
信者さんからお名前を聞いて、
辻さんと境遇が似ていると感じられた
「高丘親王(真如)」という方のお話を伺いました。
この真如さんという方もまた、
インドに行こうとした道中に失踪された方だそうで
虎に食べられたのではという説もあるようです。
ここしばらく、
辻さんと同郷の方や、
辻さんが訪れたとされる土地で関連のありそうな逸話を見聞きした方が
このお寺に縁づいて来られ、
「なんとなく印象に残っていたのがここに来て繋がった」
と仰ることが立て続けに起こっていたのですが
ここまで来ると辻政信さん個人の無念というより
今生きている私たちに
なにか必要なメッセージを「伝える」ために
現れてくれたような気もします。
「伝える」にはエネルギーが要ります。
死ぬまで国のために働き続けた人が
それだけのエネルギーを、
個人的な事情だけで起こすとは思えないんですよね。
話しは少し逸れますが、
朝、食器乾燥機を掃除しているときにも
一匹のカメムシを目にしました。
先日みたのと同じ、茶色いやつです。
山寺なので、
庫裡が棲息地になっていると思えばそれまでかもしれませんが
ネットでさらっと意味を調べると
「茶色のカメムシ」は「地に足をつけて」で、
カメムシが家に入ってくるのは
「危険への警告」「トラブルに備えて」という事でした。
何かの予兆なのかもしれません。