シェア
貴羽るき
2018年4月7日 08:23
なんども同じひとを好きになって思いだす血の色赤やみどりの葉脈をたどって生まれた言葉たち見捨てられたのは季節ではなく私だったいちども眠ったことがないみたいに言うからその唇の乾いたかんじ私はいつまでも見てしまう荷物が増えていく私は次第に痩せてさいごに海が遺される海を焼いてあなたはしょっぱい、と少し笑う20180407