仕事、好き。
短いと思ってた、年末年始六連休が終わった。
毎年、母が簡単ながらも年越し蕎麦と、正月にはお雑煮を作っていたが、歳をとった母が億劫ということでそれもなく、今年はデパートで買ったおせちを、各々適当に摘んだ。
紅白も見なかった。翌朝、録画したのを少し見た。大晦日、新年に対する希望より、昨年の辛さから少しでも逃れたくて、10時過ぎに早々に布団に入り、目を閉じた。
年賀状は数枚来ていた。どの人も、私もキチンと出していたので、良かったと思った。
元旦は、気力もなく、午後1人で、のそのそと近所の神社へ行った。町会のおじさんに、ミカンを貰った。普段は何も関わることはないが、なんとなく暖かくなった。
4日、出勤した。職場が、同僚、上司が、いつもと同じに、あった。
ありがたかった。
私、いても良い場所があったんだ。
必要としてくれている。
夫も、子供もいない、何なら友だちだって少ない、私の大事な、仕事。
ありがとう、わたしを食べさせてくれて。
ありがとう、居場所をくれて。
私、役に立てるよう、真面目に働きます。
そんな事を考えた、年始。