辛いときこそ本屋へ行こう
生きてると、辛いことは雨が降るように普通にやって来る。
仕事の失敗、お客様に怒鳴られる、友人の幸福を素直に喜べない、好きな人に、軽く扱われる。
辛い時、私は人の前では普通に振る舞う。落ち込んだ自分を知られたくない。
心の内側は、そう簡単に他人に見せれない。
家族は含まない。
でも。泣くときは一人で泣く。
嘘をつかず、泣くためには一人である必要があると私は思っている。
我慢しないのは、一人のとき。辛い時、私は決まって本屋に行く。
今の私と対話をしてくれる本を探しに。
本屋に行くと、沢山の人生の先輩が、言葉なく私に向き合ってくれているのを感じて、安心する。
普通なら会えない、素敵なひとたちが、それぞれの、人生で考えたことを惜しみなく私に教えてくれるのだ。
読書ほどコスパが良い人生相談はない。
心荒んだら、本屋へ行く。
悩みの特効薬ではないけど、ゆっくり漢方みたいに、何度も読むうちに、自分を内側から強くしてくれる。
落ち込んだら本屋へGO。