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初めての日本画

美大の履修プログラムも今年で卒業できそう。さてさて今期は何を取ろうかなってシラバスを眺めていたら、見つけました

不動明王を描く

あちこちの美大で扱ってるらしいけど、講師が気になってた方だし、なんと言っても仏画に興味津々だったので受講を決めました。

現れたのはお坊さんのような先生。

不動明王を描くと言っても模写なんですが、日本画の材料を使って水墨画のように描くらしいです。

東洋画にはパースという概念が存在しないんですね。知らなかったよ。代わりに3つのアイレベルが存在するらしい。どういうこっちゃ!と思っていたら、3Dの映像で説明してくれた。地を這うように絵の中に入り込んだり、鳥のように空から見下ろしたり、あーそういうことね、ってめっさ分かりやすいかも。

1500年も続く描き方の中に現代に通づるものがあるって感慨深いものがあるよね。

紙と筆と水と墨が大事!って先生が言うので、悩んだ末に筆だけ購入。紙と墨と顔料と膠は用意してくれるんだって。

ポイントは息を吐きながらラインを引く。
そういえば、絵を描く時って息止めてた気がする。なーんだ息を吐くときに描けば良かったんだ。呼吸って大事なんだって。ヨガとか?

それとマントラを唱えながら描く。もちろん不動明王のマントラ。のうまく…ってやつね。宗派によって違うけど醍醐寺だから真言宗系?声に出すの?えー!と思っていたら、先生、めっさ早口で唱え始める。やばい!お坊さんに見えてきた。てか、修行僧だわ。この方。

仕事には繋がらないだろうけど、物事の視点を変える事になるし、真言を唱えながら不動明王を描くなんてわくわくが止まらない。

明日から木星が逆行するこのタイミング。基礎の見直しは新しいステージに立つための必須科目かもしれない。

#不動明王 #日本画

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