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noteの有料マガジンつくってみました

2021年2月から始めたnote。
気がつくと累計記事が279!

そこで、こんな遊びができるのも楽しいかもと思い、有料のマガジンをつくってみました。

そうなんです、「マガジンごっこ」です。

これまで書いた記事の中から取り合わせ。
キーとなるテーマはその時々に気が向いたこと。
視点を変えたいときや新たな切り口の発見にオススメのマガジン。
(不定期発行)

別冊Rukai GOCCO
noteのmagazineごっこ


別冊Rukai GOCCO vol.1
「ビジネスに使われる欧米の言葉」

今回は書き出した頃(2021年)の記事の中から5つ。

ITの世界では英語を起源とした言葉がたくさんありますが、日本語に翻訳されたり説明されるときに、語源的なニュアンスからだいぶんズレて、日本人に馴染みやすいソフトでふわっとした表現になることが多いように感じていました。

例えば今回とりあげている「sea change」という言葉も、ネット上の英語の辞書では、こんな感じ。

大きな変化

Google 翻訳

目覚ましい(急激な)変化、変貌(へんぼう)

Weblio英和辞書

1.〈古〉海の作用による変化◆シェークスピアの造語で、1610年の「テンペスト(The Tempest)」の第1幕2場で使われた。ファーディナンドの死んだ父が「海の変化」により骨はサンゴに、目は真珠に変えられている(But doth suffer a sea-change)と妖精エアリエルが歌うもの。

2.〔良い方への〕大転換、180度の転換、著しい変化、大変貌、大変化、完全な様変わり

英辞郎 - アルク


記事に取り上げたシェイクスピアの「sea change」はこの「英辞郎」の記述がヒントになったのですが、英語圏の人がこの話(『テンペスト』の背景や場面)を(当然のこととして)知っていながらSoEシステムを構築するのと、ただ「これがあれば大きな変化を起こせるんだ」と思って日本人がSoEシステムを構築するのとでは全然違う。これでは、まったく勝ち目がないかも。と当時思ったこととかを思い出しました。

まあ、そんなことを思い出しながら、欧米の考え方に触れつつ日本の場合を対比した記事を組み合わせています。





【マガジンに掲載の本】

新訳 テンペスト
(角川文庫)
シェイクスピア (著), 河合 祥一郎 (翻訳)

2024年2月に出版されたばかりの新訳シェイクスピアです。
「sea change」のセリフが出てくるところを探してみてくださいね。


『森のバロック』
中沢新一
講談社学術文庫

あの南方熊楠が考えていた頭の中の様子に中沢新一がすごくリアルにせまっています。図解もいいですよ。
熊楠自身の著書は密度高すぎて、だいぶん難解なので、この本を読んでから入るのがオススメです。



EDIE An American Biography (1982)
邦題『イーディ ’60年代のヒロイン』(1989年)
ジーン スタイン、ジョージ プリンプトン (著)
筑摩書房

とにかく、そこまでしなくても。。とか、そこまで放置しなくても。。とか、アメリカから「価値観」という拳銃を突きつけられているように感じる本です。
私はこの本を読んでからアンディウォーホルへの見方が何度も転換しています。(今も)


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