沖縄には「味噌汁定食」がある
あなたが住む地域では、味噌汁は添え物ですか?それともメインディッシュとなりますか?沖縄では「味噌汁(みそじる)」は、立派なメインディッシュになるということです。沖縄の味噌汁について、ご紹介します。
|沖縄の味噌汁とは
沖縄では味噌汁は「みそじる」と呼ばれることが多いとのことです。本土では、「みそしる」と呼ばれることのほうが多いのではないでしょうか。
本土でのほとんどの地域では、「おかず」と「ごはん」と「味噌汁」といった具合に味噌汁がおかずの位置につくことはありません。
しかし沖縄では、定食屋さんなどに「味噌汁定食」というメニューにあるくらい、味噌汁はメインとして活躍しています。沖縄の味噌汁の特徴は、具がたっぷりと入っていて、丼のような大きな器に盛られています。
沖縄で「味噌汁定食」を注文すると、丼いっぱいの味噌汁とご飯がでてきます。沖縄県民は呑みに行った帰りに「シメのラーメン」とは行かず、「シメの味噌汁」に行くことが多いようです。
「味噌汁定食」は、二日酔いのとき・食欲がないときにピッタリのメニューとして、古くから沖縄県民に愛されているとのことです。
味噌汁の具に決まりはありませんが、「豚バラ肉」「山東菜(さんとうさい)」「ポーク缶(スパム)」「島豆腐」「卵」が入ることが多いです。これらの具材をベースに、各家庭・各お店でさまざまなバリエーションの味噌汁が作られています。
定食屋さんなどにある「味噌汁定食」は、丼の味噌汁・副菜・ごはんがついて、650円ほどの価格が多いので、お財布にも身体にも優しい定食といえるのではないでしょうか。
|味噌汁に入れられる「山東菜(さんとうさい)」とは
山東菜は沖縄では、「シロナー」とよばれています。白菜の一種で、関東では「べが菜」とも呼ばれているとのことです。この山東菜には、「ビタミンC」と「カロテン」が豊富に含まれています。
ビタミンCは、水溶性ビタミンなので水に溶ける性質があります。味噌汁にすればビタミンCを余すことなく摂取できるので、味噌汁という料理は合理的な料理といえるでしょう。
カロテンは、油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。「豚肉」、「ポーク缶」を入れた沖縄の味噌汁は、カロテンを効率的に摂取できるのでオススメの食べ方です。
|まとめ
具だくさんの味噌汁とご飯の定食は、栄養面を考えると最強の組み合わせであることがわかりました。沖縄の「味噌汁定食」は、日本人に合った食事ではないでしょうか?
沖縄には、ポーク缶の種類も豊富にあるとのことで、無限のバリエーションが楽しめそうですね。
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