7月17日、誕生花は浜木綿 【#note短歌部】
どもです、御子柴です。
#誕生花短歌 、今日もお付き合いよろしくお願いします。
詠みます。
そよぐ青 風に乗せたらサヨナラを
美しいまま どこか遠くへ
解説。
7月17日の誕生花のひとつ、ハマユウ。
漢字表記では表題の通り「浜木綿」です。
名前の由来は、木綿。
神事で使われる、楮の木の皮を原料とした白い布のことですが、その木綿を垂らした様子とこの花のカタチが似ていることから、ハマユウと呼ばれるようになったそうです。
女優の浜木綿子さん(香川照之さんのお母さまですね)のお名前はここから取られているでしょうか。
ここ最近の誕生花短歌で詠んでいる花と同じく、ハマユウも実はヒガンバナ科。
茎のような部分(葉の付け根が茎のようになっている、偽茎というらしい)には他のヒガンバナ科の植物と同じくアルカロイド成分が含まれているので、口にはしないように。
ハマユウの花言葉は、「汚れのない」、「どこか遠くへ」。
先ほども書きましたが、木綿に似た白い花を咲かせることから、「汚れのない」。また、コルク質の種皮に覆われたタネが海流によって現在の分布域に広がったと考えられていることにちなんで、「どこか遠くへ」。それぞれそんな由来があるとか。
ということで、汚れのない姿のままで居て欲しいとの願いをこめて離れていくような、ちょっと切ない雰囲気にしてみました。
ってなわけで。
第4章もまもなく終了ですー。
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