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モノカ近況報告 2021.12.10

 年の瀬だなぁ。

先週以前の活動報告はこちらから。


公開した記事など。

noteでの公開記事

 noteではつぶやきを除外して3件。

 ひとつめ。
 買ったモノが届いたよ的紹介記事。

 ふたつめ。
 小説サイトジャンル論争。

 みっつめ。
 読了ラノベ紹介。


外部での公開記事

 その他、カクヨムとなろうでは長篇作・『月が見つめる朝と夜』
 魔法のiらんどでは過去作移植など、いくつか書いたモノをアップ(もしくは再公開)しています。


執筆近況報告。

新規作A: 『月が見つめる朝と夜』

 公開作業継続中。
 現時点では第2章の終盤まで公開済み。
 明日、土曜日の夜に全公開されます。
 まずは登場人物について知ってもらうターンでした。
 前振りは終わった。ここからが本番。


新規作B:『異世界少女も許嫁ポジを狙っているちょっと危険が危ないラブコメ』

 それなりに進行中。
 現在のトータル文字数は6万を超えてきたくらい。
 ただ、どうも納得がいかない部分が多くて、書いては消しの繰り返しが度々起こってます。
 一度違うのでも書いた方が気分転換にはなるんでしょうけど……。


新規作C:『タイムリープ・ラブポーション ~君はまた俺を見つけてくれますか~』

 短編の方は、公開予約まで済ませました。
 来週火曜日から4日連続、夕方5時に、カクヨムで公開されます。
 公開時のタイトルは『タイムリープ・ラブポーション ~学園祭の頃の記憶を塗り替えたら君と結婚できたりしませんか~』

 ちなみに、全4話構成で、各話タイトルは以下の通り。

  1. 事の【起】こりはいつも突然にやってくる

  2. ハイ【承】りました、とはなかなかならない

  3. コペルニクス的【転】回、とかいう大それた話ではなく

  4. それで、【結】婚はできるんですかどうなんですか

「起承転結」を強引に盛り込みました。
 見て一撃でわかるように【】(すみ付き括弧)でわざとらしく括ってます。
 それぞれ5秒以内に絞り出したやっつけ感満載タイトルです。
 公開をお楽しみに。




#小説         
#創作         
#一次創作         
#創作活動         
#物書き         
#創作意欲が枯渇した話            のも過去の話
#創作意欲けっこう溜まってきた                
#充電完了    
#充塡完了    
#活動報告      
#近況報告         
#モノカ近況報告         
#つぶやき以上日記未満            じゃないかも
#ラブコメラノベの伝道師            ※自称
#365日連続投稿           達成済み
#カクヨム  
#カクヨムコン7   参戦中
#なろうコン   参戦予定……?
#創作四方山話    










その他、雑談。

注意書き:正直、ブラウザバック推奨

 正直、ここから先はトイレの落書きレベルなので、この時点で「スキ!」をしていただいた上でブラウザバックをしてくださっても何も問題はありません。
 むしろ、そうしていただくことを強く薦めます。










 え。
 良いんですか。
 本当に良いんですか、こんなトコロに来て。




 知りませんよ?









『努力』は「古い」のか?

 そういえば昨日(2021年12月9日)、こんな記事も見つけた。

 さらに、きたがわ氏が指摘するのは、「努力の過程をあまり描かないこと」

「炭治郎が急激に強くなるんですが、努力の過程が描かれることはほとんどありません。でも、それが今の漫画の流行りなんだと思います。(中略)今のスマホに慣れきった世代は、できればすぐに答えや結果を知りたいというマインドが強いのではないでしょうか。そうした層にも読んでもらうためなのか、努力の過程をすっ飛ばして物語が進んでいく。言ってみれば、起承転結ではなく、『起結』『起結』の繰り返しみたいなものですね」

同業漫画家から見た『鬼滅の刃』以降のトレンド ”省略の美”から”少女漫画的な共感性”を重視
https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1907154/

 ――スマホ世代、言うほど巧く検索してるか? という疑問はさておき。

「いや、『鬼滅の刃』は炭治郎が何もしてないのにいきなり強くなるようなストーリーじゃない!」ってコメントはいくつも見た。でも、「一昔前の」この手のマンガ作品あたりと比較したら、充分あっさり強くなっていると思う。要するに、じっくりじっくり苦しみながら鍛錬ばかりをしていた、ってことではない――そういう意味合いで言ってるのだろう。
 漫画作品のいわゆる修行シーンはそもそも中だるみしやすくて読者が離れやすいとは言われるが、最近は長々と描かずともそれくらいでも充分「修行」と捉えてくれる読者が多いということなんだろう。

 それって、ある意味ありがたい。
 分かりきった目的・目標があるのにぐだぐだやってその内に飽きられる恐怖感はある。が、特段何もせずに能力が降ってきたみたいに強くなったことによるドッチラケ感。ここのせめぎ合いの結果、ああなったんだろうなとは思うわけで。
 めっちゃ気持ちはわかる。痛いくらいわかる。だって、物語が進まない(ゲームで言ったらボスと戦うに相応しいところまでレベル上げする)シーンで文字数/コマ数/ページ数だけ増えていくのって、だいぶツライ。描かなくてもいいならカットした方が絵的にも進行的にも保つ。
 でも、天の恵みが発生するようなご都合主義的展開じゃない限り、何らかの成長がないとレベルは上がらないわけで。
 読者を離さないようにしながら、書きたいことを書く/描きたいことを描く。難しすぎて困る。


“Gifted“

 ところで、話は少し逸れるが。
 主人公って基本的に「Giftedな(何かを先天的に与えられた)」キャラクターなモノだけど、竈門炭治郎ってどうなんだろう。
 いきなりアイドルグループの1番人気の男性から言い寄られるパッとしない女子高生――とまでは言わない。トラックに轢かれたらいつの間にか転生してて結果的に何か与えられてましたくらいの逆転要素――とも言わない。だけど、縁もゆかりも無いところからああいう立場になったというわけでもない。
 一応はGiftedなパーソナリティは持っているとは思うんだけど、そこら辺ってどうなんだろう。
 わりとラノベ界隈は「マジで何の個性もないキャラクター(と言いつつ、特異的に異性に好かれたりする)」みたいなパーソナリティが多いから、こういう話を付け加えてみた。


パーソナリティでもうひとネタ

 話をもうひと逸らししてみる。
 個人的にイチバン納得したのは、「敵にもしっかりとしたアイデンティティがある」って話。
「正義の反対は悪ではなく、また違うカタチの正義である」ってこと。
 最近のアメコミ系映画も、ヴィラン側のストーリーが結構増えてきてる印象はある。それはもしかしたら、新しいストーリーを思いつけなくて、既存ストーリーの敵役を持ち込むのが適役ってことを考えただけかもしれないけど(正直なことを言うと、御子柴はどの話も似たり寄ったりでどれがどれだかわからなくなってるタイプの人)。


軽くまとめてみる

 とりあえず。
 手っ取り早くわかりやすいモノを求める、っていう昨今の風潮は分かる。
 勧善懲悪的なストーリーでスッキリしたい気持ちも分かる。
 読者の分身たりえる主人公に過大なストレスがかかるのを嫌がる風潮も分かる。
 大抵何をするにも時間的にも金銭的にも余裕がないからっていう世知辛いこのご時世に影響を受けているってのも何となく察しているつもりだから、娯楽のバリエーションが多い昨今とくにインスタント性の高いモノが好まれやすいのはわかる。
 でも、そういうモノばかりが増える一方というのは物悲しい。
 受け取る側に余裕がない時点で、もうムリなのかもしれないけれど。



ジャンルの話: 多様化とは

 最後に、またジャンルの話に戻る。

 今は「漫画に求められるものが、多様化してきた」ときたがわ氏。

「雑誌で読む漫画とスマホで読む漫画も違いますし、自分が求めている用途によって漫画を読み分けていい時代です。昔の漫画雑誌には、『幕の内弁当』みたいな趣きがありました。一つの雑誌にスポーツ漫画や格闘漫画、恋愛漫画やホラー漫画など、いろんなジャンルの作品が載っていたのですが、今はみんな自分の好きなものしか読まない傾向にあると思うんですよ。様々なジャンルのものを読むよりも、同じような漫画を数多く読んでいく傾向がある。音楽のアルバムを聴くより、好きな曲だけをダウンロードして聴くのに近いですね。そういう楽しみ方ができるほど、コンテンツが増えているということではないでしょうか」

同業漫画家から見た『鬼滅の刃』以降のトレンド ”省略の美”から”少女漫画的な共感性”を重視
(https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1907154/)

 サブスクリプションサービスの功罪両面あるところの話か。
 音楽もちょっと前はシングルとアルバムだったところに、単曲売りとまさかの「EP」復活だから、分からないものだ。

 そもそも漫画雑誌を買わず、それぞれ自分が好きなタイトルの単行本をメインで買っている人というのは昔から相当数居ると思う。
 ジャンルの話にもつながるけれど、好みじゃないジャンルはもはや触れようとも思わないってこと。結局これもコンテンツが増えすぎたのが原因のひとつだとは思うけれど。
 雑誌が売れなきゃ単行本化もできない、だから雑誌を買え――という論調は飽きるほど見てきたけど、令和の時代はそういうある種の脅迫めいたとすら言えそうな売り方自体から見直さないといけないんじゃないのかな、と思う次第。
 読者が変わってきているのに、それについていかず、読者というマスを何とかしようとするのは少々ムリがあるのではないだろうか。
 マンガ系のサブスクリプションサービスもあるけれど、あの界隈についてはよくわからないので、誰か詳細を求む。

 しかし、「多様化」なる言葉にも少し疑問は湧く。
 ガワだけは違っているけど、蓋を開けてみれば結局中身は似たようなモノばかりな気がするのは気のせいだろうか。
 明らかにくっつく対象が決まっているタイプのもだもだ系ラブコメは多いよ?(私は好きだけど)
 何だかんだありつつも主人公が振り回される系の話って、結局多いよ?

 タイトルっていうイチバン表層的な部分を引っ張ってきても、一時のラノベ(『涼宮ハルヒの憂鬱』、『乃木坂春香の秘密』など)みたいに固有名詞を据えるタイプの漫画(『からかい上手の高木さん』、『可愛いだけじゃない式守さん』、『イジらないで、長瀞さん』、『古見さんは、コミュ障です。』など)、最近結構多いよ? 

 結局誰も集まらないジャンル場所には行かないのは、少しでも人が集まってるところに投下して見向きされることに期待するから、そうなるんだろう。

 まぁでも。
 仕方ないよね、それでメシ食うんだから。
 創作活動もする読み手としては、ツマンナイけど。



愚痴

 展開の遅い青春恋愛系、なろうでクソほど伸びなくて笑う。
「ざまぁ」を付けただけであんなに伸びるのに。
 今週は創作論的な記事として小説ジャンルの話をしてますが、こういうことになるとジャンルって消えるんだよね。
 猫も杓子もナントヤラ――そんなのどこが楽しいのか。

 ついでにさらに愚痴る。
『月が見つめる朝と夜』、ここまで基本的に宣伝は打ってません。
 以前の癖でURL貼っちゃってて、慌てて消しました。RTしてくれた方には申し訳ないけど、その段階でクリックされた解析結果はなかったので別にイイでしょう、たぶん。
 正直、アナリティクス(アクセス解析結果)見りゃ一撃でわかることですが、Twitterって小物アカウントがURL貼ったところでクリックorタップされないので。Twitter宣伝はそれなりに影響力のある人間がやって初めて効果を発揮するものです。
 そこに労力つぎ込むくらいなら、noteの記事か小説書いてた方が建設的
 ちなみに、エゴサーチなども一切しませんので、誰かが勝手宣伝したとしても絶対に気が付きませんが、悪しからず。


        


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