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【きれいな空気を!】家庭で便利に使えるおすすめ除菌装置比較5選と選び方を解説
最近除菌装置が流行っているけどどれがいいんだろう?
子供がいるけど、安全な除菌装置はあるのかな?
各シーンで除菌装置を選びたい!
あと、除菌と殺菌の違いはあるの?
最近、除菌装置が盛んになっていきています。特にUV-C・オゾン・次亜塩素酸などの装置が各社からドンドン販売されています。しかし、目に見えないのでどの程度効果があるかわからず、購入の決断ができない人が多いかと思います。
私自身、ウイルス除去・消臭面から除菌装置や空気清浄機をいくつか使用しています。また、会社でも導入しています。さらには自身もUV-Cの光を使って製品を開発しています。
この記事では、空気清浄と除菌装置の違い、除菌装置の比較・使用用途を解説していきます。さらには初心者のために、除菌に関する用語まで解説していきます。この記事を読めば除菌装置が除菌について脱初心者を脱することができます。そして、除菌装置がより身近になってくれます。
この記事のポイント
除菌・殺菌の意味の違いが理解できます。
各除菌装置のメリット・デメリットがわかります。
各シーンにあった選び方がわかります。
除菌について基本事項を解説
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普段使う用語は「除菌」になります。
なぜなら、「殺菌」は薬事法に引っ掛かる恐れがあるので記載できません。
そもそも、「抗菌」・「除菌」・「殺菌」・「滅菌」の違いがわかるでしょうか?(出典:除菌ラボ)
抗菌
こちらは、色々なモノに書かれていると思いますが、菌の増殖を抑えること。
菌が増えると危ないので、増えない環境を作りましょうという意味です。
殺菌
その名の通り菌を殺すことです。
殺菌は、「薬機法」によって表示できる範囲が決まっており、医薬品や医薬部外品のみです。
ただ、効果についての数字のような明確な基準がないようです。
除菌
菌を減らしましょう・取り除きましょうといったイメージです。
ただし、その基準は明確になっていませんので、殺菌バリの効果があっても医薬品として登録しない場合は、全てこちらになります。
また、今回紹介している装置はすべてこちらです。
滅菌
明確な基準があり、「微生物の数を100万分の1以下に減らすこと」といった基準があります。
もっとも強力であり、医療の中で使用するモノがほとんどです。
除菌装置と空気清浄機の違いはホコリと不活性化状況
除菌装置も空気清浄機もどちらも空気を清潔にしてくれます。違いについては、空気をキレイにする対象物が異なります。
除菌装置
UV、オゾン、次亜塩素酸などを使って空気中にただようウイルスを不活化(増殖させない)させて空気をキレイにする。ホコリ・花粉・PM2.5を吸ってキレイしてくれるわけではない。
空気清浄機
空気を循環させることにより、部屋にあるホコリ・花粉・PM2.5を空気清浄機内でキャッチしてキレイな空気を部屋に送ることで空気をキレイにしている。ウイルスも当然吸い込むが、不活化させる能力はない。ただし、一部ウイルスは空気清浄機にキャッチされている可能性はある。
除菌装置はウイルス、空気清浄機はホコリ・花粉とそれぞれに役割があるから覚えておこう!ウイルスを不活化させる除菌装置の方が危険な気がするから使うときは十分に注意してね!
おすすめ家庭用除菌装置比較5選
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実際に体験している装置はこちら!比較資料です!!
![](https://assets.st-note.com/img/1663949731607-YcxI4lo1Dy.png?width=1200)
価格は、\17,000~\37,000くらいとなっていますが、パナソニック製のF-MV1300のみ飛びぬけて高いです。
ただし、各社がそれぞれの技術を結集をして製品を開発していることがよくわかります。
次はそれぞれの特徴を実体験を交えながら、深堀したいと思います。
KOROSUKE
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最初はヨーホー電子製・KOROSUKEです。
私の会社のタバコ部屋にあります。
私自身タバコは吸わないのですが、これがつく前と後ではわずかににおいが減ったかな~という感じです。
デメリットでもあるように光触媒に直接においがつかないと効果が発揮されません。
そういった意味では少し効果が弱いのかな?とは思います。
このKOROSUKEですが、しっかり大学の教授にも検証を依頼しており、コロナウイルスにも効くようです。
アセトアルデヒドは、不快な臭いの代表例としてアンモニアとよく一緒に臭いに関する研究にでてきます。
このKOROSUKEは20分程度で元のニオイの半分まで除去してくれることがグラフからわかります。
全てのモノに効くとは限らないですが、効果は一定数あることがわかっています。
外壁の塗料として使われることもあり、太陽の光によって酸化力が生まれ外壁の汚れを取り除き経年劣化を遅らせるといったことにも使われています。
MXAP-COS20
![](https://assets.st-note.com/img/1663948553572-tmGmXh0jVX.png)
次にマクセル製、MXAP-COS20です。
私はこの型式の一つ前の機種「MXAP-APL250」を家で使っています。
洗濯物を部屋干しする除湿機能付き空気清浄機を使っているのですが、それでもカビやにおいが気になります。
なので、このオゾン発生装置を購入して空気清浄機といっしょに使っています。
オゾンは、大気中にあるオゾン層と同じで大変高い酸化力をもっています。
以外にも身近なところで使われており、医療・農業などでも除菌・殺菌に使われています。
さらにこのオゾンは除菌・殺菌だけでなく、商品添加物にも使われており、日本やアメリカでは使っているようです。
またこのオゾンは、さらによい特徴があります。
塩素化合物を含まない、水に残留しないといった特徴です。
なので、水の消毒として塩素の代わりにオゾンが使われている国があるともいわれています。
ただし、このオゾンも低い濃度であれば安全ですが、高い濃度になると非常に有害です。
適正な濃度にして、人への影響を減らしながらウイルス除菌に使われています。
また、このオゾンは独特のにおいが発生します。
当然この装置からもにおいは若干発生します。
ただ、長期つけていてもそこまで臭うほどではないです。
しばらくはガッツリ働いてもらう予定でします。
MC55X-W
![](https://assets.st-note.com/img/1663948574641-YjySoVsmVG.png)
次にダイキンのMC55X-Wです。
これは普通の空気清浄機にストリーマがついたタイプとなります。
さらに加湿器もついているタイプもグレードによってはあります。
このストリーマと呼ばれるプラズマ放電が花粉やPM2.5といった物質の分解からにおいの分解、さらにはウイルス抑制もできるとのことです。
タイトルに除菌装置!と書いてあるのにここでは抑制ってあるやん!どういつこと?!って思うかもしれませんが、
ストリーマは、空気にあるカビ・ウイルスの増殖を抑制をしてくれるという言うんです。
つまり抗菌と除菌の中間くらいかなというイメージです。
私自身はこの装置も家で使っています。
手入れは1週間に1回程度はフィルターの清掃は行っています。
空気清浄機がメインなので、かなりのホコリがフィルターについてしまいます。
この装置のみ集塵効果も見込めます。
また、風邪は引きにくくなったように個人的には思っております。
F-MV1300
![](https://assets.st-note.com/img/1663948593469-gi0UgrF7B4.png)
こちらは約9畳の床面積分の部屋サイズをキレイにしてくれます。
「ジアイーノ」と良くテレビでCMをされています。
ウイルスの除菌だけでなく、焼き肉のニオイ・ペットのニオイなども除去してくれる製品です。
次亜塩素酸はやはり濃度が高いとヒトにとって危険なのでパナソニックでは色々な研究機関で安全性の試験がされております。
そのため、危険度はかなり低いです。
価格はほかの3つと比べて高いです。
でもサブスクリプションの設定がされており、最低価格\4,400~と手ごろな価格でジアイーノを始められます。
除菌だけなく加湿もしてくれるので重宝すると思います。
Blue Deo
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「ヨーホー電子製・KOROSUKE」と同じで「光触媒+UVランプ」の組み合わせです。
ヨーホー電子製・KOROSUKEとの違いは以下の通りです。
2枚光触媒フィルターでより多くの匂いや除菌を行う。
光触媒に抗菌金属(銀)をブレンドして、より高い除菌力を実現。
実証データもしっかりとられており、安心です。
![](https://assets.st-note.com/img/1663948618510-MnRODyGcVT.png?width=1200)
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家庭内シーン別製品ランキング【おすすめ1~3位】
![](https://assets.st-note.com/img/1663948640410-b8pQPIHVXs.png?width=1200)
ここでは以下の3シーンの状況から製品5つから上位3位を選んでいきます。
小さなお子様がいる場合
洗濯物などカビが気になる場合
卓上で自分の周辺で除菌力を高めたい場合
小さなお子様がいる場合
子供がいる場合は、安全性のところを考えながら、空気をキレイにしていきたいというウェートが大きいのかなと思います。
そこを考慮した順位はこちら!
洗濯物などカビが気になる場合
屋内干しで一番気になるのがカビだと思います。
部屋全体に効果をもたらしてくれて、なおかつ除菌力が高い方がよいかと思います。
そこを考慮した順位はこちら!
卓上で自分の周辺で除菌力を高めたい場合
仕事場や家の個室で自分の周りだけ除菌力をアップさせたい、やスペースを取らずに対策をしたい場合はサイズが小さい方がよいと思います。
そこを考慮した順位はこちら!
最後に:ウイルスを除去してきれいな部屋で生活しよう!
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最後にポイントのおさらいです。
今回のポイント
殺菌は「菌を殺す」、除菌は「菌を取り除く」をそれぞれ意味しますが、数値上の明確な基準はなく、あいまいです。ただし言葉としては薬機法として扱う場合は「殺菌」を使うことができます。
製品それぞれに特徴があり、その特徴に沿ったメリット・デメリットがあり、その特徴を使いこなすことで、十分な効果を発揮させることができます。
今回の調査で除菌といってもその方法が様々あるので、どれを選ぶかは慎重に選んだほうがよいですが、この調査をぜひ参考にしていただければと思います。
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