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怒りの感情【感情のコップ理論】〜痛みカウンセリング〜

“腰痛などの体の痛み”と“感情”を関連させる文献や本などが散見される。

怒り 本

痛みの存在は、
感情の中でも、『怒り』の感情とリンクされられる事が多い。

専門的には、
“心身症”や“身体化徴候”と呼ばれる。

では、“怒り”とはどのように生じるのか?

怒りのコップ理論をというのを聞いた事があるだろうか?

怒りは2次感情

人間の心には、感情のコップがある。
その中には不安や恐怖、心配事などが入っている。
そのコップが満杯になってしまうと
感情が溢れ出し
怒りの感情が生まれる。

よく怒る人と怒らない人を想像してもらうとわかりやすい。
同じ事が起こっても、
いつも何かに追われてる人は怒りやすい。
逆に心に余裕のある人は怒りにくい。

つまり、
自分の持っている不安や心配事に
しっかり向き合って、
自分なりに整理しておくと
怒りは起きにくい。

クレーム対応などの分野でもよく使われる。
小さなトラブルをこまめに対応しておく事が、
大きなトラブル・クレームを生まない。

痛み治療でも同じ事が言える。
痛みに悩んでいる人は、
ほとんどが心に余裕がない。
それは痛みによるものもあれば、
全然関係のない生活の悩みだったりもする。
そこにもしっかり目を向けて、
その解消にも関わってみる。

すると、感情のコップに余裕が生まれ、
痛みという現象も無くなっていく。

人間というのは、とても不思議な生き物である。

あなたの心のコップは、どれくらい溜まっていますか?
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