
学校だけで収めるにはもったいなから嬉しさのおすそわけ
先日、5年生の図工の時間が終わった
出来上がりと、その経緯がとても素敵すぎて、学校内では収まりきらない私の気持ちとこの嬉しさを書き留めておく
いつか彼女たちがみつけてくれたら、うれしいな
さて題材のほったんは「来年度、あたらしい新入生がたくさんくる・我が校は新しい校舎と古い校舎があって迷う」この2つの目的があってスターとしたものだった
私の最初の計画はこんな感じ
世の中にある「良いサイン」をまずしってもらいながら
5年生自らが一から考える題材

たくさんたくさん会話しながら、子どもたちがこうだっらいいんじゃないか?を決めていく
すべてがゼロベースだから決めたことは書いたらキリないけど、
色、フォント、サイズはこんなの終盤で
まず、その階に何があるか、その中から何をかくか、どこにおくか,,,,,などなどなど
黄色にしたいといってもどんな黄色がいいのか私は5色くらいから選ばせる
もう一つは青にしたいからと同じように選ぶ
そうすると、この2色の組み合わせだと、こっちの方が明るい(彩度が強い)からこの色にしたほうがいいとか
書いた試作を実際の場所に貼ってみて、真剣に話し合う姿は「デザイナー」そのものです
一番感動したのは「あたり前のようにく試作をなんどもやること」
大の大好きなロンバーガー氏でも学んだ(念願かなって昨年、会えたのでその様子もぜひ読んでみてみてください)
「試作(本書では草案とよばれる)」の大切さ。わかっちゃいるけど、なかなか実際子どもたちに自然とこの大切さを学ばせることができない。。。なのに、なんでこの子達自然にやってるんだ、、、
要因となったのは?
作業の開放感 作業位置の自由さ そのことで自然と対話が生まれ、どんどん修正していく
目的がブレないことと 誰かのためにやっていること
この題材に入る前に、大きな絵をかいて、みんなで一本一本虹をつなげていく、、という題材もきっかけになっている気がする、、、?(もともと仲良しだけど、ぎゅっと仲が深まった気がした)

ただ、最後に思わぬ方向に…
あれだけやっていて、意見も活発にしていくので、「意見がまとまってきてしまった!!」それはつまり、これは、ダメ、この色にしたほうがいい、もの方がみやすいなど
いっていることは正しいし、でもそれを指摘されたこの気持ちを考えたら悲しくなってしまった。そうじゃないって思うけど、この先どうしたらいいのかな?どうやって最後、いいゴールに向かっていけば、、、、
悩んだらアウトプットしてみる
筑波大の研究会に足を運んで、えい!とこのこのを他校の先生に質問したら(先生、ほんとうにありがとうございます!)「それです!!!」というアドバイスをもらいました。先生が教えてくださったのは、子供達には自然と「いい案内サイン」というものがすりこまれている。だから「いいサインをつくるため」にはその意見は正しい。ただ、学校という場所では?正しい案内サインだけでなく、新入生や在校生にとって「わかりやすく、楽しくなる、私たちの学校らしいサイン」では?と提案してみるのは?
!!そうなのです、マインド転換!!
つい、「みやすい」「綺麗」を追求するばかりで、「楽しさ」を伝えきれていなかった。なので、最後の授業では
もう十分、綺麗さ、わかりやすさはクリアできてる。私たちが作って目指しているのは、デパートのサインじゃない、みんなが作ってた「手書きで、あった紙があって、そのこ楽しさがあったら嬉しくない??私が、指摘されて悲しそうにしていた子のサインがいいな!って思ったのは『楽しさ』がみえたからなんだよ〜」と伝えました。
そうしたら、サインの中にクイズを作ってみたあり、ぶら下がって遊べる飾りをつけてみたち、子供たちはしっかりと応えてくて、素晴らしい案内サインができありました(学校がわからないようにしなくてはで、きちんと写真がお見せできず、ほんとうに残念…すばらしい出来です!!!)

安心し切って思いを伝え、交換し合うことを楽しむ時間
子供の感性って本当にすごい
安心して、信頼して任せていけるのクラスであり、私はこの時間のリーダーくらいの感覚でいつもスタートする
とにかく私も安心し切って思いを伝え、交換し合うことを楽しむ。そんな幸せな時間が続いています。5年生の授業は今週末で最後!最後はこの案内サインを校内に貼って、終了です〜^^