旅記 Ⅱ 一日目

始めに

おはようございます、お久しぶりです。
見事、机の上に積み重なったエッフェル塔よりめ高い書類タワーが消えました。
最後の一枚を手にしたときの感動といったら…言葉に出来ないほどです。こんなところで終わってたまるかと死力を尽くしました。

 そう言えば聞かれましたか、皆様。丨蘭《あららぎ》の悲劇と称される事件。何でも姫がとんでもない性格をしていたとか、なんとか。下手を打てば怒られてしまうので、この話はこの辺で。
 蘭にいるシナイスカーさんことシッカーさんが心配です。何度かお家に手紙を送っているのですが、ご自宅からは私に娘が居なくなったという嘆きの文章が綴られて送られてきています。
 しかし、驚くことに当の本人シッカーさんから、近況報告が綴られた手紙も送られてきているのです。二通の手紙の温度差で風邪を引きそうです。



旅先について


 色々起きていますが、今回休みが取れたので久しぶりの旅行と洒落込みます。
本日の行き先は北部_椿と呼ばれる国です。雑誌でよく取り上げられる国ですね。
 下調べをしましたが、とにかく寒いらしいですね。その分暖かい食べものと独自の動物がいるとか。楽しみです。
 何をしたいかというと、とにかくとりあえず雪合戦ですね。そして、かまくらを作ります。そのなかで七輪でなにかを焼く!漠然とした夢です!


地面が地面ではない話

 椿に行くために準備をしようとしたのですが、椿はとにかく寒く防寒具が欠かせない!
 しかし、地形が地形だけに重装備は避けた方がいいそうです。なんでも、椿の地面は地面ではない!

 どういうことかと思われたことと思います。しかし、言葉のまま。椿の地面は氷なのです!氷の上に住んでいる、まさに動く国。それが椿です!
 領土問題などが度々あるそうなのですが、それはそれ。観光が楽しみです。重装備は避けるべく、用意したのは最新の防寒具。鳥の羽のように軽く、そして体温の維持に定評のある素材を利用した…タイツスーツ?のようなものです。ネットで調べるとすぐでてきました。椿では必需品として使われているらしいですね。

 注文して届いた瞬間、袖を通してみました。感想は一言、いい感じです。肌に引っ付くような素材ですが、不快ではなく元から体の一部であったかのような質感です。締め付けが苦しいわけでもありません。その上から服を着てみたのですが、デザインがいい味をだしていました!おすすめです!
 そして防寒具と同じぐらい欠かせないのが、靴です。普通のシューズでは少し心配になるらしいです、まあ氷の上を歩くのですから分かります。

 そこで調べたところ、特殊素材でこれまたお高いのですがありました。見た目はウォーキングシューズに近いですね。特殊素材のランニングほどの地面を掴むような感覚はないですが、滑らない。あとデザインに惚れてかいました。中々の出費。


いつも通り、画伯でお送りします


 と、まあここまで服と靴のお話をさせていただきましたが、おかわりいただけたでしょうか。ここまで出費が嵩んでおります。給料が((泣))

椿に到着する話

 飛行機で直接…なんてものは使えません。だって、氷の上ですからね。飛行機の重量で沈んでしまいかねません。
 というわけで、近くまで車で移動。そして暫くホテルに滞在しました。そして、水流によって椿が近づいてきたときに素早く移動しました。語るだけは凄い簡単なのですが、一つ一つ語らせていただきますね。

 まず、車で移動しました。約6時間。骨がバキバキになりました。安い車を使うべきではなかった。後悔しました。ちなみに、車は運転手つきレンタルです。


 ついた先は、ホテルです。周りには商店が並んでおり、ちょっとした観光地ですね。お土産を帰る場所も多くありました。そしてホテルに入ると、ここまた豪華です。ここ重要なのですが、寒い。寒すぎて歯がガタガタなりそうでした。
 部屋で急いで例のタイツスーツ?に着替えます。次の瞬間、快適空間でした。たった一枚での変わりよう。伝わらないかもしれませんが、このスーツオススメします!
 ホテルで1日過ごしました。すごく快適でしたね。夕食の席で、明日に椿が近づくのでご準備お願いしますと聞きました!ウキウキで部屋に行って、準備をして寝ました。楽しみで仕方ないです!!


 そして、本日!到着しました!!
 氷に乗り込むときの浮遊感というか不安定さが凄く、緊張感がましていましたが、慣れると何てことありません!
 確かに寒いですが、町中から漂ってくる美味しそうな香り………お腹空きすぎます!!
 これから買い食いをするので、続きはまた後日!!

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