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Rui Kawakami
2024年1月25日 16:59
どこへもいけない どこへもいける ここからできるだけとおくへいく ここにいるままで ここにいるままで夜明け前廃棄されたコインランドリーの数々が街の外縁を形作っているその稜線はあざやかなままであざやかなままで枯れてゆくからわたしたちはいつも夕景が画布を隠していることに気づかないそれでいて徒歩のような日々の鈴なりにどこか退屈しているのはもどかしさでいっぱい