飛鳥ハーフマラソン2024🐉
3月10日は飛鳥ハーフマラソンでした。
マイカップマイボトル持参、セルフ給水、
「激坂」、そして坂につぐ坂。
もはやこれはヒルクライム。
「記録より記憶に残る大会」が合言葉。
参加者定員3,000人 男女比3:1
ブロック分けは いろは の3つ。
この日の朝は阿部野橋駅と橿原神宮駅から、近鉄が吉野行を増便してくれています。
飛鳥駅からスタート・ゴール会場のキトラ古墳までの1.5KM 徒歩20分を歩きます。
私は橿原神宮駅あたりから、青龍ちゃん🐉を首にまいていました。
青龍ちゃんがちらほら見かけられます。誰かのかばんの中から顔出してこっち見てるとか、誰かの頭の上からあっち見てるとか。
どうにも頭でずれるので、青龍キャップは走るときにはかぶりません。しかし、それなりの人が頭や肩に乗せています。去年の朱雀を乗せている人もいます。
8:15 スタート45分前から整列が始まります。後ろからゆっくりいこうとしたのに、「ろ」3列目くらいに立ってしまった。あほやん・・他大会は申告タイムブロックを「ABC・・・」とアルファベットな分け方ですが、この大会、「いろは」でするという趣のあることをやっています。去年は「いろはにほ」5ブロックくらいに分けてた気がしますが、いろいろ無駄なのでやめたのだと思います。3ブロックでいいと思います。人数構成はい:ろ:は=1:4:6くらいでしょうか。
スタート前、結構寒い。前日に雪が舞ってましたからね~寒いわ。
前回大会が暖かい日だったので、油断してました。開会式はゲストさんや村長さんの飛鳥への熱い思いが語られます。みんな飛鳥だいすき!
9:00 案の定オーバーペース気味でスタート。この下り坂はラストの上り坂になるわけですね。これは奈良マラソンと同じこと。中尾山古墳や高松塚古墳の案内板が魅力的です。
天武持統陵通り過ぎて、「亀石前」の看板だけははっきり見えますが、コース上から亀石🐢は見えません。橘寺方面へ向かうところで道幅がやや狭くなりますが、もとより人数過多な大会ではないので、接触やペース崩れの心配もありません。飛鳥の美しい田園風景を見ながら走ります。折り返しもあるので、往路と復路でランナー同士が声を掛け合います。青龍キャップランナー多数。水落遺跡前後2キロ程度は、高低差が常識的です。
7.7K第一給食所であすかルビーアイスをもらってしまう。寒いのに。いや、ランナーのほぼ全員食べたと思う。おいしい。
コース上のトイレは仮設トイレではなくて公衆トイレで十分たりてる様子。さすが飛鳥。去年も走っていて思ったけれど、道とかトイレとか、すごく整備されてますね。
しかし石舞台が近づき、傾斜が繰り返され、坂が見えると
初参加と思われるランナーさんたちから
「・・(゜o゜)え・・・?」と声が上がります。
通常飛鳥を回るとき、石舞台より東の奥飛鳥方面ってあんまり行かないですね、舗装はされてるけども、まあ、坂ですね。
私は歩かなかったものの、もはや歩きと同様の速度で1kちょっとを向かいます。開会式の時もお言葉ありました。「誰やこのコース考えたの」って。そういう気持ちです。1kで150m上りますからね。10.8Kで甘酒エイドがあります。コース頂上がハーフの中間点にして坂の折り返し。坂道では復路下り坂のランナーが往路上り坂のランナーへ「もうちょっとで折り返しー」とか声をかけてくれるんですね。「ありがとお」「がんばりー」みたいなやりとり。もはやタイムが出る大会ではないのは明白なのもあって、声の出しあいかけあいは、他の大会より多いですね。
折り返しこえると、下り基調はいい気なもので、絶景を堪能し、飛ばしながら、往路上りランナーに声かけ。私の後方からもかなりなテンションの声掛け男性ランナーがいます。しかもけっこうな速度で来てる気が。私の横についたときに「めっちゃええ景色です!」というと「いい景色ですね!」とさわやかな返し、あら?かなり見上げないといけないような背丈・・・通り過ぎる瞬間気づいた!最後尾スタートのゲストランナー川内優輝さんか!(←埼玉県庁勤めだった元公務員ランナーです。市民ランナーの星のようなひとですね)
坂を下りてからはしばらく起伏が少なくなります。14K第三給食の柿の葉寿司は食べません。奈良マラソンも給食に柿の葉寿司がありました。しかし私は経験的に、食べた直後に走りにくいものの一つがコメなのです。そもそも私はハーフは給食不要で走ります。冬なら給水すらなしで終わってしまうことも。(←これ、あまりよくないらしいですが)
16K稲淵棚田あたりから「大のぼり~♪」の声援をいただきながらのすごい傾斜の大のぼりをたらたら走ると、しばらく常識的起伏になりますが、もはや私などは速度を出せる感じではなくなっています。しかし、この大会は応援体制がしっかりしています。ボラ様の応援が途切れません。この寒い中、大会への思いは熱い。
文武天皇陵を正面に感動しながら走って、古墳を通り抜けて、最後1.5キロくらいがまたキトラ戻りへの上り。幼稚園児応援集団が拍子をとりながら「上り坂になるよ♪♪」と歌って囃してくれます。ありがとう。でも知ってる。まわりのランナーさんから「( ゚Д゚)」という言葉にならない悲鳴が聞こえます・・・そして救急車のサイレン・・・(どの大会もたいてい出動してますね・・・)
そういえば、奈良マラソンもあいの土山(滋賀県甲賀市)もラスト2キロくらい上りよな・・・なんか土山よりは傾斜が緩い気がする、というかさっきまでの坂をみたら、これは平地ではないか、とか脳をここは平地とだましながら21.0975Kをゴールしたのでした。
青龍ちゃんキャップのほかにも、シャンクスやピッコロのコスプレランナーさんがいましたね。しっかり走れる人が、今日はタイムではなくファンランするためにコスプレしてるって感じの走り方でした。コスプレの完成度も高く、応援のされ方もちがう!!
手荷物預かりも、預かり場につくとすでに鞄が渡されるという迅速さ。
ブースで五平餅を発見したので、醤油味と味噌味を一本ずつ食べました。ひと月前も飛鳥で五平餅食べたな・・・
地方大会の鑑といえる、すべてにおいて素晴らしい大会運営🐉
四神キャップはじめ、どれもデザインいいです。
出走者2685名 大会完走率 95.8%
1週間程度経過した時点でのRUNNET評価85.8点とかなりの高評価。
敢えて言うなら、若草山トレイルランナーズや宇陀シティと同日で、どちらも出たい人には、ちょっともったいないですね。
次回参加の時の自分に言いたいのは、
🦌3月の大会の気温は直前まで読めないから対応できる用意をする。
🦌やや後ろからスタートするほうが心理的に楽、体を冷やさないためにもあまり早くから整列しない。
🦌イーブンペースは無理な大会ではあるものの、激坂おりてからペース立て直す。
ってことやな・・・
大会参加のランナーさんと運営の皆さん、飛鳥のすべてにお礼が言いたいです。ありがとうございました。
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