室生寺 ににふに 龍穴神社
実は泊りで熊野に行こうと計画したけれど、日曜日の熊野地方の天気が悪そうなので、日帰りで室生寺行に変更した土曜日です。
奈良県宇陀市 室生口大野駅。
山を歩いて登ろうとしたのですが、駅前の案内さん曰く県道が土砂崩れで通行止め、バスも迂回するようです。
以前もこちらに伺ったことはあるのですが、晩夏とか秋とかで、この季節ではありませんでした。いや~いい季節に来れました🦌
入山+金堂拝観をすることにします。
金堂の中は、スマホでは撮影OKらしいです。
大日如来さまたちがわざと暗くて奥まったところに佇まれていらっしゃるのが、ものすごく気になります。保護上の問題とは思えないのですが、何かあの配置に意味が?
「女人高野」室生寺とか言われていますが、これは江戸時代になってからの話。室生寺派大本山になったのは、昭和になってからの話。時代の変遷と要請?ともに、形式が変容したようです。昔からの~と思っていても、よくよくみるとそれほど昔からの話ではないことってありますね。
北畠親房の墓といわれるものがこちらにあるというのは、ちょっと興味深いところです。
寺に縁、由緒あるのが
天武天皇
役小角
空海
というあたりは一続きな感じがあるのですが。
室生寺と龍穴神社はあわせて参拝。
徒歩10分程度離れています。歩道が整備されているわけではないので、ゆっくり走る車の隣を歩かねばなりません。
龍穴神社に向かうと、でたに!ににふに!!
而二不二 神木 ににふに!
中田さまの記事がこの周辺に詳しい🦌
そしてここらで唐突に「エーデルワイス」の音楽があたり一面に流れました。12:00の時報のようですが、鐘の音とかではなく、「エーデルワイス」。12:00に鐘がつかれるとかサイレンのような音が鳴るとかはあるけど、これが聞こえるのはここが初めてです。宇陀市のセンス。
ににふに神木の隣、龍穴神社。
この美しい室生川、宇陀川も、下流には「龍鎮橋」「龍鎮神社」があります。龍は河川の象徴、やはり古来よりみなさん、畏れと敬意をもって川と向き合っていたのですね。
「連理」な~・・・どうしても白居易の「長恨歌」のラスト「在天願作比翼鳥 在地願為連理枝 天長地久有時尽 此恨綿綿無絶期」と結びつきます。
「天にあっては比翼の鳥 地にあっては連理の枝にと願う 天地尽きることあれどもこの恨みは綿々として耐えることなし」
・・・この長恨歌ってどういう感想を持つのが適切なのか、私は全くわかりません(汗)・・・私のような人間は完全にしらっとしてしまう・・・(-_-;)
この後、龍神の奥宮まで行こうとしたのですが、ちょっとこの日の交通量と道路事情から諦めました。バイクが多くて。
キキさまのところの記事は詳しいです。
とりあえずここから歩いて下山を試みます🦌
駅前の案内所では、通行止めで歩けないって言われたけど、さっき室生寺の受付で「歩ける道ある」って聞いたもんね?
続く。