見出し画像

布袋屋 山種美術館  カフェ椿

東京広尾の日赤医療センターに所用がありましたので、合間に近隣の蕎麦屋へ。

東京にいまいち土地勘がなく、
麻布とか広尾とかが近隣エリアということがよくわかっていませんでした。
近畿の人目線では、東京は蕎麦屋さんが多いですね。
たこ焼き屋とかは本当に少ないですね。昼ごはんをたこ焼きとか、無理ですね。
蕎麦屋は基本的に鴨蕎麦を注文。蕎麦湯もきちんとしたかたちでいただけました。

日赤医療センターは山種美術館のすぐ近くです。徒歩10分程度なので、行くしかないです。

だって山種メンバーズカード持ってるし。
これで入りたい放題やに。
竹内栖鳳の「班猫」のデザイン。かわいいですね。
今回はこれです。
入口には加山又造陶板壁画ですね。
波と千羽鶴です。

今回は、「日本が聖地巡礼」ということで、北海道から沖縄まで、各地の風景画がメインです。

入口の撮影可のレプリカ。
撮影技術の問題で、反射でいろいろ映りこむ・・・

速水御舟(はやみぎょしゅう)の「名樹散椿」の本物を観れたのがほんとうによかったです・・・これは山種所蔵のお宝のなかでも最高峰の一つでしょう・・・入口に撮影可のレプリカあるし、HPでも「基本理念」のページにある絵です。しかし、これで見た気になってはいけないことが、本物を拝んでの感想です。


そしてそのとなり、
5月にここ山種で拝んだ宇陀の弥勒さんに再会ーッ🦌
小林古径(こばやしこけい)の「弥勒」。

奈良県宇陀市の摩崖仏🦌


5月の展覧時には、こちらが撮影可だったのです。
今回の撮影可、は奥村土牛の山中湖富士でした。

まあ、聖地巡礼と言いましても、全都道府県の風景画あるわけではなく、複数ある県も、全くない県もあります。

今回気に入ったのは
栃木県日光を描いた川端龍子の「月光」。
私は川端龍子の色の使い方とか構図とか好きです。

高松市を描いた小堀鞆音の「那須宗隆射扇図
これも良かった。ちょっと川端龍子と色の使いが似ている気がします。


そしてひととおり見終わったらいそいそ1Fの「カフェ椿」で名画をテーマにした和菓子を食べます。

「渓流の秋」がいいかなーと思ったんですが、
花緑茶のセットかなーと思ったんですが、
「散椿」と「金箔緑茶 煌めき」にしました。

速水御舟の名画の印象の強さと、「箔緑茶 めき」という名称で決めました。こういう言葉にほんとうに弱い。

blamcheさま の記事拝読以来、「渓流の秋」をきっと食べようと本当は思っていました。今月また日赤医療センターに来ることになりそうだし、ということで次はきっと「渓流の秋」。

12月からはこれらしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?