見出し画像

乳児を連れてのフライト13時間耐久レース

アメリカに来てから早3週間。
あまりにも大忙しで、もうそんなに経ったのかと驚いています。

自分の備忘録として、そして、今後アメリカ暮らしをする人に少しでも参考になればと思い、記事を残しておきます。

日本からニューヨークまでは約13時間。

車でも2時間以上の遠出をしたことがなかった上に、Googleで記事を漁っていると「赤ちゃん 飛行機 乗せるな」などのサジェストが出てきてとにかく震えていました。

結果的にほとんどぐずることなく13時間のフライトを終えることができたので、個人的にやってよかったことを残しておきます。

==================

離着陸時にミルクを飲ませるべし。

大人であれば唾を飲み込むなり、あくびをするなりして、離着陸時の急激な気圧の変化によって起こる耳の痛みを解消することができますが、赤ちゃんには難しい・・・。実際耳の痛みで泣いてしまう赤ちゃんも多いようです。

そこで搭乗前から離着陸時にミルクを飲ませられるよう、時間を調整しました。

耳抜きの効果だけでなく、不安解消にも効くようで、普段と違う環境に驚く様子もなく、空の旅を楽しんでおりました。

バシネット付の座席にすべし。

バシネット付の座席にすると楽です、親が。

私たちが利用したのはユナイテッド航空。
旦那が座席をフルフラットにできるポラリスシートを予約してくれていたので、バシネットはなくても良いかなと思っていたのですが、「バシネットがないとずっと抱っこしていることになるのでお父さん、お母さんが大変かもしれません」とのことで、当日航空会社がバシネット付の座席に変更をしてくれました。

ユナイテッドのバシネットは想像以上に小さい上に、ANAやJALが用意してくれるような大層なものではなく、「お?なんだ?これ荷物入れか?」という感じのもの。

突き出ている形のものではなく、私たちの目線より少し上の辺りまで高さがある台に埋め込まれている形のものだったので、座ってしまうと中の様子が見えず少し心配でした。

「頭こっち(狭い方)ね!」って言われたけどなんか絶対違う・・・

とはいえ、その狭さと暗さが良いのか、本人は大層気に入ったようでスヤスヤ寝ておりました。

爆寝

持ち物は念入りに。

基本的なオムツや着替え(どちらも多めに持ち込みました)以外に、下記を持ち込みました。

調乳用のお湯はCAさんにお願いすれば貰うことができます。
冷ますのが大変なので、湯冷ましは別途つくっていました(詳しくは使い捨て哺乳瓶)

液体物ですが、赤ちゃん用のものであれば持ち込むことが可能だそうです。調乳用のお湯が貰えたとしてもすぐに冷やせる確証がなかったので、大泣きするなど「いますぐミルクをあげたい・・・!」という時のために持ち込みましたが、特に出番はありませんでした。とはいえ安心感あったので1つくらいは持っていってもいいかも。

13時間のフライトとなると最低でもミルクは3回。消毒ができないことを考えると3本以上の哺乳瓶が必要になりますが、ガラス瓶は嵩張る・・・
1つずつ取り出すことができるので衛生的だし、何より場所を取らないのが最高。

と思いきや、いつもの哺乳瓶とは乳首が違うので、娘は上手く飲めず・・・。

でも、貰ったお湯を移して蓋をして保管することで、湯冷まし用に使えたので持ち込んでよかったです。

冷やすようのお水も持ってきてくれましたが、一度煮沸されているものがよかったので、この哺乳瓶を使って作りました。

  • おしゃぶり

離着陸時にミルクを飲みたがらなかった場合、眠たくてぐずった場合に使おうと持ち込みました。

これまでおしゃぶりは使ったことがなかったので、前日から咥えさせて慣れさせましたが、結局床に落としてしまって長時間は使えず(泣)

おしゃぶりが苦手な子でなければ様々なシーンで使えるので持っていると安心です。

  • 授乳ケープ

ミルクもダメ!おしゃぶりもダメ!もうどうしようもない!!!!となったときに、伝家の宝刀 “OPPAI” を繰り出すために持ち込みました。

「快適やわ〜」

==================

ただ、娘は元々めちゃくちゃ寝る赤ちゃんということもあり(5ヶ月現在、夜は9時間ぶっ通しで寝る)、個人差があるかと思います。

親はとにかくできることを片っ端からやっていくしかない・・・。

とはいえ、飛行機のエンジン音は胎内音に近い上に、機内も暗かったので、想像よりもぐっすり寝てくれていた印象です。

飛行機のエンジン音は泣き声もかき消してくれました(5ヶ月の泣き声は・・・)



当初は旦那が先に渡米し家を見つけたあとで、私と子供が向かう予定でしたが、コロナの感染拡大と乳児を連れてのフライトを考え、一緒に出国することに。

結果的にほとんどぐずることなく13時間のフライトを終えることができたものの、旦那と同じタイミングで出国するというのはナイス判断でした。

どんなに泣かない赤ちゃんでも長時間のフライトを1人で見守るのは精神的に辛いし、引越しとなると荷物も多いため、親一人乳児一人で渡米するのはかなりキツかったと思います。







いいな♡って思ったら是非サポートお願いします!頑張る源になります…!!!