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[北茨城]どぶ汁を食べてきました

 茨城県にある「食彩 太信」という海鮮和食店で、どぶ汁を食べてきました。今回はお店や料理の紹介をしていきます。

○はじめに

 営業開始時間は11時半からで、私は12時に予約しました。
 店の前にある駐車場は車を停めるスペースが少なく、道路を挟んで少し離れた場所にある、広い臨時駐車場に車を停めました。

 どぶ汁を予約した人は正面入口(写真①)ではなく、裏の入口(写真②)から入るように案内されました。そして、予約座敷へ移動。

写真① 正面の入口


写真② 裏にある入口


 今回はどぶ汁フルコースを予約しました。値段は税別7,300円。鍋の注文は2人前からなので、注意が必要です。

○前菜

 予約した座敷の部屋に入ると、前菜が準備されていました。メニューは目光の唐揚げタチウオの塩焼きを始めとした季節の前菜。食欲がそそられます。

前菜



○あんこうの刺身と他魚の造り

 次に、あんこうの刺身と他魚の造りが運ばれてきました。刺身の種類はあんこうあじ平目水だこ自家製釜揚しらすいなだ
 あんこうの刺身は淡白で脂身がほとんどなく、あっさりとした味でした。ちなみに赤色の海藻はコリコリした食感です。

あんこうの刺身と他魚の造り


○あんこうの唐揚げ

 あんこうの唐揚げは、刺身とはまた違った味わいでした。身は柔らかく、弾力がある食感でした。ただ、骨と身の間はかなり歯ごたえがあり、身によっては噛みちぎりにくいところもありました。

あんこうの唐揚げ


○どぶ汁の準備

 いよいよメインのどぶ汁を作る準備が始まりました。どぶ汁は水を一切使用せず、あんこうと野菜から出る水分のみで煮込むらしい。
 始めにあん肝をすり潰し、味噌酒かすを加えて混ぜていました。ここで味見をさせてもらうと、かなり濃厚で、お客さんからは「おにぎりに合いそう」とよく言われるそう。
 その後、あんこう、野菜を加えてグツグツと煮込んでいく。

どぶ汁を作る準備


○あん肝

 煮込んでいる途中で、あん肝の刺身が運ばれてきました。そのまま刺身で食べるか、炙って食べるかを選べるので、私は一切れを刺身に、二切れを炙りにしました。
 刺身はトロッとした食感でした。炙りは鼻に抜ける香りが良く、刺身との違いを楽しめました。

あん肝


○どぶ汁

 あん肝を食べ終える頃、どぶ汁の煮込みが終わって食べ時になりました。
 見た目は名前の通り、濁ったような印象です。味噌を混ぜたあん肝はコクがあり、非常に濃厚な味わいでした。見た目と反して、かなり美味。

どぶ汁を煮込み中


○雑炊

 どぶ汁のシメには雑炊を作ってくれるそう。野菜と汁は少し残しておき、あんこうは全て食べても良いと店員さんに教えてもらいました。
 雑炊は鍋の残りに加えて、ご飯で作られていました。先程まではかなり濃厚でしたが、雑炊はさっぱりしていて、食後にピッタリでした。

シメの雑炊


○目光の刺身

 追加でオーダーした目光の刺身。
 身にはがのっており、とろけるような柔らかい食感でした。個人的にイチオシの刺身です。
 それから店員さんのサービスで、目光の骨を使った骨せんべいを頂きました。ゆっくりと揚げることで、骨まで柔らかく食べれると店員さんから聞きました。

目光の刺身

 ちなみに予約をすれば、あんこうの解体を見ることができると、店員さんから聞きました。食べ終わってから店の外へ出ると、解体後のあんこうが吊るされていました。

○お店の紹介

最後に今回伺ったお店の紹介です。

食彩 太信
茨城県 北茨城市 大津町北町2丁目5-18
TEL:0293-46-5511

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