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【読書】具体と抽象/細谷功

『具体と抽象』は、物事を「具体」と「抽象」の視点から捉え、考え方を広げるための本です。



具体とは、目に見える事実やデータなど細かな部分に焦点を当てる視点で、課題の詳細を理解するのに適しています。
一方、抽象は、それらの共通点や本質を見つけ出し、大きな枠組みで物事を捉える視点です。


具体と抽象を自由に行き来することが問題解決や新しい発想に役立つと著者は言っています。



具体的な視点にばかり頼ると、目先の課題には対応できても、根本的な原因に気づきにくくなることがあります。
そこで、抽象的な視点で問題の背後にある本質を探ると、効率的に解決できます。


たとえばビジネスで、短期的な売上改善だけでなく、市場全体の流れや顧客の変化を見据えて長期的な視野で考えることが求められる場面がこれに当たります。



このように、具体と抽象を行き来する力を身につけると、仕事や日常生活でも視野が広がり、柔軟で深い理解が得られるようになります。


視点を切り替えて本質を捉えることで、複雑な問題にも対応しやすくなり、応用の効く解決策を見つけられるようになります。



大学の課題読書以外にも、ジャンル問わず本を読むことが好きで読んでいます📖´-


次は通教の近況をお話します。


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