見出し画像

光る君へと源氏物語千年の謎

今日は算命学とは関係ない事です^_^

昨日、BSでやっていた源氏物語千年の謎を観ました。

源氏物語とは違う内容になっていたり、2時間ちょっとでまとめるのは大変だっただろうなと思いました。

源氏物語にフィーチャーするか、道長や奈良時代の事にどのくらい振るかって凄く難しいですよね、

光る君へは道長とまひろの出逢いの部分が、後に紫の上の章で書かれていたり、密通の下りを読んだ道長に、自分の身に起きた事だと言ったり。源氏物語を先取りしている様なところが面白かったです。
映画源氏物語では、六条御息所が大活躍でしたが、紫式部の嫉妬心にもフィーチャーしたかったのではないでしょうか。
六条御息所以外にも、紫の上や明石の方、末摘花、他の登場人物も紫式部自身であり、紫式部が言いたかった事をそれぞれの女性に言わせていたのではないかと思いますが、映画では紫式部の表には出さない嫉妬心を描きたかったのかなと思いました。

源氏物語千年の謎の方は、紫の上や明石の方に出逢う前で終わってしまい、
光源氏がこれから出世していく様な雰囲気で終わりました。

光源氏が初恋で最愛の藤壺と結ばれなかった事で、沢山の女性遍歴を持つ様になりましたが、まひろの娘、賢子が光る女君になるといい、実際そんな風になっていくところは、双寿丸を忘れられなかったという事でしょうか。

又、映画では晴明は紫式部の存在は凶だと言い、
光る君へでは、吉と言っています。
不思議ですね。
映画の方の晴明は紫式部の嫉妬心を読み取っていたのかも知れません。

もう一つ思ったのは、光る君へで、
「私は何をしてきたのだろう。結局世の中は何も変わっていない。」にまひろは「太平の世を創られました。」と賛美しました。本当は人々の貧しい暮らしは変わっていないのに。
脚本を書かれた大石静さんは【セカンドバージン】でも、ダメダメになってしまった行の事をるいが「時代が早かったんですかね。」と言います。
女は好きな人の事をつい肯定してしまう、甘くなってしまうんですよね。

光る君へ、総集編を観てまた沼りたいと思います^_^



いいなと思ったら応援しよう!