楕円球の青春 秋のシーズン
還暦を超えた、元ラガーメンです。44年前に楕円球を追っていました。
今思うと、とても貴重な年月でした。私の青春。
振り返ります。
8月の夏合宿が終わり、部員は、菅平で解散。
私は長野から、関西へ向かいました。
束の間のオフ。
今回二次合宿は参加しないので、
東京で練習。次の集合は寮です。
東京組は、中々厳しい練習だった様に思います。
モチベーションが厳しかったんだと思います。
さあ、9月になれば、ラグビーシーズンが開幕します。
A大学は秋が深まるにつれて、強豪校と対戦する流れでした。
そして、12月の第一日曜日を迎えるわけです。
段々に試合レベルが上がっていくので、
調整はしやすかったと思います。
シーズン初めの試合は、A大学のグラウンドで行うことが多く、
グラウンド整備が大変でした。
公式戦を、いつも練習しているグラウンドでするので、
「完璧なグラウンドにする」事が1年生に厳命されました。
グラウンド整備は、レーキを縦横にかけ、
場合によっては、手作りのグラウンド整備機を作成し、
夜中までかかって、グラウンド整備をしました。
翌日のグラウンドは、正に顔が映るのではないか、
と思えるぐらい、ピカピカで、真っ平でした。
試合に出るレギュラー選手が「ありがとう。」
と言ってくれたとも聞きました。
今は、人工芝が主流ですので、
土のグラウンドを必死に整備することも
もうないでしょう。
懐かしい思い出です。