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小満

こんにちは。例年だと、GW過ぎると、暑くなる、こんなふうに感じていましたが、今年は少し涼しい日が多いな、と感じています。雨の日が多いようにも思います。そこのあたりで、感じ方が例年とは違うのかもしれません。
少し掲載するのが遅れました。
5月21日から二十四節気は「小満」に移っています。
小満とは、あらゆる生命が満ち満ちていく時期のことを言うそうです。
木々は新緑に変わり、田んぼは水で満たされ、田植えが行われています。
畔には、蛙が嬉しそうに飛び、鳴いていますね。

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
5月21日から25日頃
京都・太秦に「蚕ノ社」と言う神社があります。正式には木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)。秦氏と関係が深い神社。養蚕は大陸から帰化人によって伝えられたと言われています。
蚕が餌をたくさん食べて、活発に活動する季節。

紅花栄(べにばなさかう)
5月26日から30日頃
紅花が盛んに咲く頃。実際は、もう少し後のようです。花を乾燥、発酵させて赤い染料を作ります。江戸時代末の頃には、その値段は、お米の百倍、金の十倍と言う高価なものだったようです。

麦秋至(むぎのときいたる)
5月31日から6月4日頃
冬に巻かれた麦が成長し、金色に輝き、収穫を迎えます。一般に収穫は秋なので、麦の収穫時期、麦秋となります。

さて、しばらくすると、梅雨。そのあとは、夏がやってきます。麦わら帽子が欲しいですね。過ごしやすいこの季節、自然を楽しみたいものです。

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