ナンバから二軸動作へ
こんにちは。前回はナンバ走りとの出会いでした。公立高校のチームでラグビーをやっていると、体の大きいチーム、筋骨隆々のチームに歯が立ちません。今ではラグビー日本代表も世界的に強くなりましたが、今から40年前頃は、海外の体の大きいチームには善戦できても勝てない時代でした。日本代表は、展開が主体のチーム。パスとランで外国チームを翻弄すると、外国チームは、フォワード戦を挑んできます。体の大きな選手が突進を繰り返し、トライを取られるというパターンで中々勝てませんでした。
エディー・ジョーンズという名コーチを迎え、W杯で南アフリカに勝利したことは、2大会前のこととはいえ、鮮明に頭に残っています。前回の日本大会の活躍も素晴らしいものでした。
さて、日本代表もかつては体格差に苦労していたということです。地方の公立高校なら、尚更ですよね。でも、それで、勝利を諦めてしまえば、スポーツなどやる意味がありません。何とかして、でかいチームに勝ちたい、勝てる方法はないのか。何かヒントは、無いのか。
そのんな時に、ナンバ走りと出会ったのです。
なんか、使えるのでは?
色々調べていくうちに、あるサイトに行きつきました。
このサイトで木寺先生(氣、の先生です。)や小田伸午先生、小山田良治先生のことを知りました。
特に、「二軸動作」は衝撃でした。今まで常識と言ってもよいことが、大きく覆るような内容に思われました。
それは、「捻らない(ひねらない)」、「踏ん張らない」といったものです。ラグビーなら、踏ん張らずにプレーできるのかな、といった感じで、今まで、踏ん張って、踏ん張ってプレーしてきましたが、「踏ん張らない」。また、よく言われるのが、「力まない」、「力を抜く」。ここまでくると、何が何だかわからない、という感じになりました。
木寺先生のサイトは、二軸動作から始まって、とても幅広く、運動をとらえておられます。小田先生や小山田先生は、特にスポーツ実践での体の使い方について、たくさん本を著しておられます。本当に、盛沢山で、私もようやく、その「二軸動作」の勉強の端緒にたどり着いたところでしょうか。これから、勉強しながら、皆さんにお伝えしていこうと思います。