【Polyglotシリーズ】トロイアを探し求めていた18ヶ国語話せた変な人(パート1)
こんにちは。
言葉が大好きなヴィタリです
たくさんの言葉が話せる人たち(polyglots)とその人たちの学習方法を紹介していきたいと思います。名付けてPolyglotシリーズです。
この記事をお読みいただければ、数カ国語が話せる人の中でめっちゃ有名な人についてを知ることができます。そして、「あれ?私、シュリーマンさんに似てるかも」と思えば、シュリーマンさんの学習方法をパクっちゃえばいいです。
そもそもどうして数カ国語ができる人たちについて知らなきゃいけないかというと、理由が2つあります。1つ目の理由はどういう学習方法があるのかを知ることができるからです。そして、2つ目の理由はこうです。誰かの学習法などを真似る前に、やっておかなければならないことがあります。それはその学習法などを作った人について知るこです。その人のことがわかったら、その人のやり方が自分に合うかどうかわかるからです。
今回の記事を2つの記事にします。1つ目はシュリーマンについて話します。2つ目はシュリーマンの外国語学習法を紹介したいと思います。
ハインリッヒ・シュリーマン
(1822-1890)
写真: Ed. Schultze Hofphotograph Heidelberg Plöckstrasse 79 - From: Selbstbiographie. Leipzig, Brockhaus, 1892. (http://www.bassenge.com/)
シュリーマンはプロセイン王国出身で(おおざっぱに言うと、今のドイツ)、大家族に生まれました。なんと兄弟が9人もいる家族でしたよ!(日本にそう言う大きな家族がいなさそうですね)シュリーマンの父さんはプロテスタントの説教師だったけれど、貧しい家庭でした。
初めての外国語
父さんから、ラテン語を含む基礎教育を受けました。(めっちゃかっこいいですよね。ラテン語できるって憧れるわ)その時に父さんは、小さい息子のとても良い記憶力に気づきました。その後、カル・アンデルスという今の言葉でいうと博士はシュリーマンにラテン語を教えました。博士のおかげで、シュリーマンはラテン語で作文が書けるようになりました。
ギムナジウムにての勉強
ギムナジウムに入学しました。二年生の終わりころには英語とフランス語をマスターしたけど、なぜかラテン語の成績だけが悪かったです。
貧しい家庭だったから、ギムナジウムを三年で辞めざるを得なかったです。それで14歳の時にシュリーマンの学校教育が終わりました。その後は、彼は食料品店で使い走りとして働きました。
7ヶ国語の習得
19歳になると、今度シュリーマンはベネズエラへ向かう船で仕事を始めるけれども、その船がオランダの近くに沈没します。幸いなことにに、シュリーマンは生き残り、オランダに住むようになりました。オランダにいる間に、彼は外国語にハマり、オランダ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、そしてロシア語を習得しました。
才能のある人物だったので、シュリーマンは早くもオランダの商社のサンクトペテルブルク支店の代表者になりました。そしてそこで11年を過ごしました。ロシア国籍を得ました。そして、ロシア人の女性(きっと美女ですね)と結婚し、子供も作り、起業しました。
世界放浪とギリシャ語に没頭
その後は、アメリカに引っ越し、アメリカの国籍もゲット!自分がやっているビジネスを辞めて、現代と古典ギリシャ語に没頭しました。それから、8年にわたって、世界を旅しました。行ったのはヨーロッパだけでではなく、地中海やアフリカやアジアなどなどです。なんと日本にも。
1866年からパリに住んでいました。何年間にもわたって、彼はギリシャを研究していた。特に重点を置いたのはホメーロスの叙事詩でした。そして、トロイアの位置についての仮説を立てて、学位を取得しました。1870年にロシア人の奥さんと離婚した後、アテネに行って、若いギリシャ人の女性と再婚しました。(モテモテですな)
残りの余生
1870年から死ぬまでシュリーマンは発掘に取り組んでいました。トロイアを見つけたと彼は信じていた。しかし、シュリーマンが死んだ後に、彼が見つけたのはトロイアじゃなかったことが証明されました。その都市はトロイアよりも500年前のところでした。
シュリーマンについて読まれて、「私もシュリーマンと同じように破天荒で熱い男(女?)」と思ったら、アナタにシュリーマンの学習法はピッタリかもしれません。性格は真っ反対でもシュリーマンの学習法について読んだ方がいいかもです。
次回、シュリーマンの具体的な学習法を紹介しますね。
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それでは、また次の記事で会おう。
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