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【2024イタリア大学院】自己紹介・noteの目的
今更になるが筆者の自己紹介をする。
ヘッダーは、午前4時のボローニャ大学の近くのピザ箱タワー。
イタリアで撮った写真の中でも格段気に入っている。
このnoteページはどのような方向けか?
イタリア交換留学を考えている
イタリア正規留学を考えている
ヨーロッパ大学院進学を考えている
イタリア旅行のために情報収集している
など。
イタリアでの暮らし、最新のイタリアの交通事情や物価、留学のための手続き、海外大学院の探し方などをお伝えできたらと思う。
1.現在の所属
現在、サピエンツァ大学法学部法経済学研究科修士1年。
(Facoltà di Giurisprudenza, Dipartimento di Giuridici e Economici, MSc Studi Europei)
9月に授業が始まったばかり。
イタリア、ローマで法学生をしている。
専攻は現在Giurisprudenza(法律学)のもとでのEuropean Studiesとなっているが、いわゆるポリサイの出身で比較政治・国際関係学を専攻していた。
いま所属しているイタリアの修士コースは、法学をベースに国際関係論、歴史学、経済学を組みあわせた学際的な視点から学ぶという立場である。
使用言語は英語。
そのため、様々な学士号を持った多国籍の同級生がいる。
イタリア人は半分に満たないくらいで、トルコ、フランス、モルドバ、ブルガリア、ブラジル、キルギス、アゼルバイジャン、アメリカ、カザフスタンなどの学生がいる。
正規生以外にも、ヨーロッパの常の通りエラスムス生も多いのでドイツやベルギーの留学生も多い。
学士の専攻は、経済学、観光学、国際関係学、政治学などである。
イタリア語を話せない人も多いが、もともとポルトガル語のネイティブ話者などの場合は話せる場合が多い。
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2.経歴、渡伊にいたるまで
学部は日本の国立大学を卒業したが、在学中に1年間ボローニャ大学の交換留学を経験。
留学先では国際関係論の修士の授業、ヨーロッパ研究の学士の授業などを取っていた。
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バールのあるPiazza Verdi
初めの渡伊は、正直ごく気ままなものだった。
ヨーロッパでの留学をしたいと考えていたなか、イタリア料理、海が好き、また中世の素敵な街並みに魅せられイタリアに行ってみようという感じだった。
イタリア語を学ぶ中で、イタリア語も好きになり色々な問題はあるがイタリアに住むことも楽しい。料理やデザートも美味しい。
(うんざりすることは多々あるが)イタリアが好きになった。
特にボローニャは、自律的な街であり文化イベントや学生の街で活気があり、さらに文化政策や教育政策に興味を持つようになった。
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3ユーロほどで登れるが、かなり狭いし急であり危険を感じる。
現在、工事のため閉まっている。
そんな中、研究テーマも欧州比較のなかでさらにイタリアに注目するようになり、イタリアが第2の故郷のように感じられるようになった。
帰国後、大学院に進学する予定でその進学先でベルギーのある大学とのダブルディグリーを計画していた。
StudyPlanまで完成させていたのだが、色々大学の問題が起き、年明けにダブルディグリーに行けないことが確定してしまった。
(大学の外交は大切だと思った。)
他の欧州の大学のダブルディグリーも勧められたが、研究テーマがイタリア中心の欧州であるため、これ!というものがほかには無かった。
その後、また交換留学にいくか?と一時は考えたものの、学位なしの(比較的気楽な)交換留学というものはもう経験してしまった。
しかも、交換留学となるとその募集はこの大学では1年前が基本で、在学期間は3年になるのを避けられない。
学位が取れるという点でダブルディグリーを計画していたのだが、振り出しに戻ってしまった。
それなら、そもそも直接進学すれば良いのでは?という考えにいたった。
まだ募集している大学院や自分の興味があるワードなどから検索し、必要書類や入学要件をかき集め、応募した次第である。
3.進学先の検討
検討していたのは主に下記の3つだった。
・ボローニャ大学 社会科学研究科 International Relations修士
・ミラノ大学 社会科学経済研究科 International Relations修士
・サピエンツァ大学 法経済学研究科 European Studies修士
様々なコース内容、またアクセスや学費を計算したところ、現在所属しているものに決めようと思った。
セレクションの方法は各大学違い、ミラノのコースはサイトに参考テキストまで書いてあるような筆記試験があるようだった。
今年の3月にミラノに行った際にキャンパスを少し見学したが、あまり大きくはなく…と言った感じ。
気に入るでもなく気に入らないでもない。
しかし、街としてどうかも大きなポイント。
ミラノは物価も高いし寒さが比較的厳しい…という理由もあった。
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amaro/dolce(砂糖なし、あり)をきかれる。
座ると高くなるイタリア、最近の日本のカフェよりは安いかもしれない。
ボローニャ大学の同コースは、交換留学中に履修していたのもあり、事前に体験出来ていたのでより具体的に検討できた。
同じく履修していたEuropean Studiesはあいにく学部のみの開講だった。
ボローニャは学ぶには最適な街だ。
国際関係学コースも素敵だったが、その時点で私は国際関係学よりも、比較政治学、欧州の政策分析をもっと深めたいと思った。
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Palazzo Hercolani
政策分析をする中で、避けて通れないEU法や各国の法的枠組み。
しかし比較政治の視点からは、毎回かいつまんで学んでいる感じがして、なかなか全貌が見えない印象があった。
一度、欧州の法システムをしっかり学んでみたいと思っていた。
また、ローマで、EUの中で、EUの仕組みを学ぶというのはよりreasonableである気がした。
国際関係学は、日本でも学べるところも増え、わざわざイタリアで?と言われるとなかなかアピールポイントにも欠ける。
4月には前年に入試も受け、もともと進学する予定だった日本の大学院にとりあえず入学し、前期の授業や研究を進めながらこの大学院の申し込みや手続きを同時並行するという生活でかなりバタバタした。
方法論や研究の枠組みをかなり蓄積できたのでよかったと思う。
なんせ書類の発行を高校に頼んだり、外務省のアポスティーユを取ったりと郵便局や銀行によく行った。
その細かい手続きや準備書類、研究内容については、また別の投稿に譲りたい。
そして勿論、ローマだけでなくボローニャという街についても紹介したい。