バリ島紀行 * 海辺で過ごす午後
バリ島に限らず、リゾート島のオン・ザ・ビーチのホテルは割高。一本通りを挟むだけで宿泊料金はぐっと安くなる。
どうしても海の真ん前がよかったわけではなく、色々調べているうちに、比較的安い値段で泊まれる宿を見つけた。
ヴィラ・シャンティ・ビーチ
人気の高級ヴィラ、グリヤサントリアンのお隣である。
日本人には馴染みのないお宿のようで、全然情報がない。
古いから水回りは良くなさそうだけれど、サヌールは観光拠点として開発されるのも早かったので、どこも同じようなものだろう。
サヌールでは観光はしない予定なので、海を見ながらのんびり過ごすこととし、ここに決めた。
「ヴィラじゃない。ホテルね、ここ!」
と、チェックインの手続きまで付き合ってくれたマデさん。
2階建ての棟なので、まあそうかもしれないけれど、そこは突っ込まない。
一番ランクの低い部屋を申し込んだんだのだけれど、ビーチに近い2階の部屋に案内された。
テラスから首を伸ばせばなんとか海が見える。
問題はこのテラス、お隣の部屋との仕切りが物干しスタンドだけという……。
1階も同じ条件とはいえ、テラス続きってちょっと怖い。
さて、お腹もすいたし、サヌールビーチを散歩して何か食べよう。
適当なお店に入ってビンタン・ビール。
夜は知人とイタリアンの約束があるので軽くガドガド(茹で野菜とピーナッツソース)をつまみに。
実は、これが後に惨事を引き起こすのです。
この後、夕方まではビーチベッドでのんびり。
海を眺め、潮風に吹かれながら読書(タブレットだけど)。
ああ、最高だ。
これぞ休日のあるべき姿。南の島の正しい過ごし方。
んで、夜は昔からお世話になっているダイビングショップの社長さんとイタリアンのマッシモへ。
サヌールでイタリアンといえばマッシモ。予約必須のレストラン。
ベタだけれど、ピザとパスタを。途中、ショップのガイドさん夫婦も合流して、4人でワイワイ夕食を楽しむ。
美味しいご飯とお酒。これも心の洗濯には絶対に必要だ。
ここでも全員に
「バリではGrabが必須!」
と諭された。
最後はガイドさんの携帯からGrabでタクシーを呼んでもらい、ホテルに帰る。
最終日はサヌールからクタのデイユースホテルに移る。
その時にはいよいよGrabを使わなくちゃならんかなあと、ベッドでビール飲みつつ使い方を真剣に調べていたら酔っ払ったので、おやすみなさいZzz