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私の思う社会課題とは。

るーこぼんをNPO法人化すると決めて2回目の未来出版研究会が開催されました。

前回、
次回でビジョンや社会課題をはっきりさせましょう!
と言っていただいていたので、それまでに議論できる資料を作ろうと動き出しました。

そして迎えた会の当日、作った資料をもとにたくさんアドバイスを頂いたので少しずつ紹介します。

社会課題とビジョンを明確にできる本

とはいえ、何もないのは心もとないので……
教科書代わりに購入した3冊のうち、こちらの本を見ながら社会課題を洗い出し、ビジョンを言語化する作業を開始しました。

この本で紹介されている「ビジョン設定シート」で、社会課題から社会課題の解決方法、使命や顧客へ提供できる価値などを明確にしたうえでビジョンを明確にします。
(ワークシート埋めるの好きなんですよねww)

社会課題を書き出す

ここで掲げた社会課題は3つ。

・迷惑行為やモラルの低い行動が目立ち、個人だけではなく企業も被害が出るようになった。これにより、誰もが安心して過ごせる社会ではなくなってしまう。
・精神的に余裕をなくしている人が増え、精神疾患に苦しむ人や犯罪が増えた。過剰な正義感を持つ人が増えることで監視社会になり、窮屈でさらに生きづらい社会になってしまう。
・10〜30代の読書が必要な人達の読書離れが進んでいる。これにより学力格差が拡がり、文化の継承にも影響が出る。

本を読まない人がみんなそうだというわけではないですよ。
ないんですけど。

イベント出店のとき、本が売れる地域・売れない地域、いい人が多い地域・感じ悪い人のいる地域は対応しているということを感じることが多いんです。

それに、Twitter見てると炎上する人、させる人どちらも心に余裕ないんだろうな……と思うことが多くて。
実際、攻撃的な物言いをする人のアカウント覗いたらだいたい精神科のお世話になってたりします。(みんながそうじゃないけど)

で、ですよ。

文化庁や文部科学省が調査している
読書離れしている人の数とか年齢とか、図書館の利用率とか読書の効果みたいな資料を見ていると、
一番気持ちが不安定な思春期、大きな環境の変化が何度も起こる20代、子育てしている人が多い30代の読書率がめちゃくちゃ低いんですよ。

しかも、厚生労働省が出している精神疾患患者のデータで、患者数の多い年代とピッタリ重なるんです。

ほら、華氏451度で本のない世界になってしまったあの人たちどうなりました?
前も書いたけど、本のない世界と本読まない人の世界って同じですからね。
もはやSFじゃなくて現実世界が華氏451度の世界に寄っていってるんですよ。

こわ。

アドバイスいただいたのは……

この社会課題をまとめた文章に対して
「本を読まないこと」を主語として、
人々が読書から切り離されてしまったことによる被害を社会課題ととらえよう
というアドバイスをいただきました。

ほんとや!
一番上の文章読んだら本関係なくなってる……

さらに
本屋さんが減少していることも読書離れの一因であるから、それに付随した社会課題も挙げること

私があえて「本屋」という立場からこの課題を解決することで(図書館は書店に比べて減ることがあまりないし)書店や出版業界にも変化が起きるんじゃないか
とも。

編集者さんの視点って本当に的確だし、文章に伝わる力が宿るアドバイスくださる。
こんなに素晴らしいメンバーがいる未来出版研究会、すごい。

思うようにやっちゃえばいいんだよ!

そう。これに尽きるんですよね。

実は私が書店始めるときに、清水店長にもこう言っていただいてて。
その時は道標がなくて怖かったんですが、NPO法人化するという決意も、この言葉があったからこそだなと思ってます。

「店長、こうなることお見通しだったんだ……と思うことがよくあって、毎日鳥肌たちます」って話したら店長小躍りしてましたw
かわいいお師匠様でしょ。(笑)

そして、久しぶりにおカタい文章作ろうとしても、ぜーんぜん書けないんですよw
こんな正式な書類作るの久しぶりすぎるから使う言葉がおかしくて、文章もしっくりこないんです。(いや、もともとダメなのかもしれない)

……これも見透かされててw
今日はだいぶくだけた感じのnoteになっているのはこのためです。

ということで、こんな感じで書いた思いを大手出版社の金子さんがちゃーんとおカタい文章に直してくれることになりましたwwww

社会課題編はこれにて。
次回に続きます!

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