大谷翔平から学ぶ目標達成のあり方とアクション
メジャーリーグで活躍を続ける大谷翔平選手から学べるものとして、私たちが取り入れる必要があるものの一つに、「今」を積み上げるという目標達成に向けたアクション方法があると私は思っている。
大谷選手といえば、有名なエピソードとして、高校時代の監督・佐々木洋氏からの教えによる目標管理シートが挙げられる。
あれは非常によくできた目標管理方法で、長期的な目標とその見込まれる効果を俯瞰することができるもので、それはそれで良いものであるのは確かだが、彼が大成した最も重要な要素はそこではないと、私は見ている。
テレビで大谷選手のインタビューを見ていていつも感じることが、『発言がほぼ全て自分自身に向いている』ことと、『発言内容が短いスパンの話に限定されている』ということだ。
前者については、考え方のベースが自責主義ということで、多くの成功者が持っているものとほぼ同様のものだろう。
基本的に他責思考の人間は大成しない。
そして今回着目したのが後者。
彼はインタビューで時間軸的に遠い未来の話をほとんどしない。
インタビュアーがビッグな発言を求めて質問を投げかけても、彼は短い時間的スパンにおける具体的なアクションプランについて回答するのみで、将来を見据えたビッグな発言をすることは稀にしかない。
大谷選手は、毎年安定して、優秀な成績を残し続けているが、その理由はまさにこれだと私は思う。
長期的な目標だけを立ててしまうと、達成までの過程は非常にゆっくりしたものであると感じてしまう。
結果、前に進んでいるという実感が持てず、挫折してしまう。
そうならないよう、大枠の目標とは別に、日々の達成すべき目標を設定する。
その積み重ねによる成果は、目に見える形でも、テキストでも表すことは難しいが、毎日1%でも成長するための僅かな努力でも続けてさえいれば、
『1×1.01×1.01×1.01・・・・・』となり、理論上では1年後には38.1612686762161倍の能力になっていることになる。
これが、大谷選手の強さの秘訣であり、私たち一般人でも実践できる目標設定とアクションプランなのだと私は思う。
ちなみに、これらは以下の本で説明されているので、ぜひとも手にとっていただきたい。
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