わたしはずっとクソガキでいたい。
はじめに
タイトルから汚い言葉ですみません笑。この記事は僕のエゴの過激な部分をかなりピックアップしたものになってます。なので、矛盾や浅はかなものがところどころにあると思います、先に謝罪します。でも、この頃なにかと荒れていることもあって、その勢いをできるだけ損なわずにお伝えしたくて、こういう形で書いてみました。
今日は最近感じてる自分自身や自分の状況について、「大人」への怒りみたいなものを言語化してみようと思います。
サムネ出典:https://note.com/kei02/
黙ることが大人なら
「大人なんだからわかるでしょ」
いきなりですが、僕はこの言葉がすごく嫌いです。この言葉って同調圧力とか「世間」のおしつけとかいろんな意味をはらんでて、それを肯定しているように見えてイラっとします。
最近、自分は二十歳になりました。
でも、あんまりうれしくなくて、十九歳の時から成人なんかしたくないって思ってました。なんでかっていうと、いろんな義務を負わされる節目になるじゃないですか、二十歳って。年金とか公的なものだけじゃなく、恋愛面にせよ、進路にせよ「大人はこうあるべき」っていう価値観が押し付けられるようになると思うんです。
小さい頃は周りの眼とか自分の社会的位置とかほとんど気にせずにやりたいことをやってた気がするのに、歳を重ねていくたびににいろんな「自由」がかってに「罪」になっていくのがすごく嫌でした。
授業中に落書きをしたら怒られるし、勉強かスポーツかという意味の分からない二分化と価値序列がはじまったり、「時間を守れる」ことが当然の能力みたいに扱われたり、
みんなはじめはそれらに疑問を持ったり反発したりするけれど、時間がたって「大人」になるにつれ、まぁそんなものかって変に納得していきます。
そうやって「疑問」をもったり理不尽に対して怒ったりって、めちゃめちゃ大事で根本的なものなはずなのに、自分たちが応えられない/自分たちに都合が悪くなるからっていう理由で、そのこと自体が否定され始め、子どもはそれを当たり前だと思い込んでいきます。
「大人」になるにつれ、僕たちはいろんなものに縛られて、思考にまで無意識にリミッターがかけられてしまっているんじゃないかと強く思うんですよね(前にお話しした「内面化」ですね)。
思春期のエネルギー
出典:https://mobile.twitter.com/Rolua_N/status/1130561823080497152/photo/1
思春期って、さっきお話しした「内面化」のプロセス真っただ中で、それに対する反発が一番大きい時期だと思うんですよね。自分の意見や疑問が否定されることに対してまだ反発を保ててる時期です。
そしてそれって、その反発ってめちゃめちゃエネルギーを生んでくれます。理不尽なことだったりよくわからないものに腹を立てたり苦しんだりして、それが燃料みたいになってすごい熱量を放ってたと思うんです。
先生にたてついてみたり、親と衝突したり、「生意気さ」「まっすぐさ」みたいなものが確かにあったと思うんです。
それなら、ずっとクソガキでいい。
でも、それらって大人になるにつれだんだん削られて行ってしまいます。「世間」の都合のいい形に。
で、そうやって生きていくと、世間が自分の心地よい場所になっていっちゃって、「うまく生きれるように」それを揺るがすのを恐れるようになります。だって、世間やその疑問とや怒りがなにか「成果」を挙げない限り、「ダサい」だの「空気よめ」だの言って否定されますから。そりゃ怖い。
そうやって
理不尽や疑問に目をつむっって、「大人」として生きていくんですね。
それなら、それが「大人」っていうなら、
僕はずっとクソガキのままでいい。
と思います。
色んな事に引っかかって、怒って、それは確かに「生きにくい」かもしれないですけど、そうしないと生きてる気がしないんですね。
この世界で輪郭を保ってられないと思う。
だから、
黙るくらいなら、醜さとか愚かさをを自覚した上で、業も失敗も背負う覚悟で、
生きちぎってやりたい。
生き恥をさらしてやりたい。
と、思うのです。
おわりに
いかがでしょうか、やっぱり過激になってしまいましたね笑。でもこれって誰もが感じてることなんじゃないかなと思います。「大人」になって、何事も無難なものを選んで、臭いものにはふたをしてしまうようになってしまったという感覚は結構誰しも持ってると思います。
今回の記事は特別何かメッセージをお伝えしたいとかはなくて、ただこの「怒り」を書き記しておきたいなと思ったまでです。
ただ、これを読んでいる人には「つまらない大人」で終わってほしくないなとは思います。
それでは今日はこの辺で。この記事があなたの「自分らしさ」の一助になれば幸いです。
メディア部 タクト
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?