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腸内環境

今回は、
こんな人は口臭ありがち、というお話です。

ちょっとしたことでイライラしやすい人、
常に不安感がある人、
なにもやる気になれずダルい人、
集中力が続かない人、

これは、性格的なお話ではなく、腸内細菌の問題です。

🟰口臭と腸内細菌の深い関係🟰

初めて聞く人も多いかもしれませんが、口臭と栄養と腸内環境は強くリンクしています。

人の考え方、感じ方、感情、行動は、すべて、「神経伝達物質」が脳細胞から脳細胞に伝わることによって起こります。セロトニン、ドーパミン、GABA、メラトニン、聞いたことがありますね。そして、この神経伝達物質はアミノ酸とビタミンとミネラルから作られたり壊されたりしています。アミノ酸の材料はタンパク質。この神経伝達物質が、多かったり、少なかったりすることで、感情に大きく影響し、そして感情から行動がおこります。ということは、タンパク質や、ビタミン、ミネラルが感情と行動に影響をあたえる、ということが言えます。
特に、ビタミンB6は重要です。アミノ酸から神経伝達物質を合成するから。ビタミンB6はなかなか働きもので、免疫機能の正常な働きを維持したり、皮膚の抵抗力を高めたり、赤血球のヘモグロビンの合成、脂質をエネルギーに変えたりしています。脂質をエネルギーに変えるなんて聞くと、ダイエットにも良さそうですよね。

ビタミンB6が豊富な食材TOP3といえばこちら

第1位: とうがらし
第2位: こめ
第3位: ガーリックパウダー 食塩無添加

ダイエット、糖質制限といって、米を少なくしている人、いませんか?
そして、口臭を考えたとき、真っ先に控えようと思う、にんにく、ガーリックパウダーがランキングされていますね。

🟰その努力、実は逆効果かも?🟰

口臭に悩んでる人は、歯磨き粉や歯ブラシをかえたり、マウスウォッシュをつかったり、ネギやにんにくなどの食べ物に気を使ったり、人知れず、たくさんの努力を、結構な時間されてきましたね。ネットなども、調べまくってるかもしれません。でも、こうした努力が口臭の不安をさらに根深くしているとしたらどうしますか?「確証バイアス」といって、多くの人は、無意識に自分のやっていること、知っていることを裏付けるような情報しか受け付けなくなっているからです。そして、違うよという情報を見ることができなくなっています。正しいはずの情報をもとに、正しく行動しているのにもかかわらず、口臭が消えない…。これでは気持ちが落ち着きませんね。不安になりますね。ストレスが溜まりますね。 

腸内環境を悪化させる原因は、加齢、偏った食生活、ストレス、便秘、下痢などですが、特にストレスは、善玉菌を減少させると言われています。
だから、口臭があるかもと気にすることが、さらに口臭を出してしまっているかも、なんです。


🟰腸を整えて、口臭不安とさよならする🟰

腸内環境を整えるには、次のことを意識しましょう。

食生活を整える。
そもそも、整えられた食事であっても、
「これを食べたら口臭がするかな?」なんて考えて食べていたら、その不安感や緊張感で動いてほしい胃腸が動かないし、ストレスで善玉菌が減ってしまいます。美味しく楽しくいただきましょう。

プロバイオティクスをとる。
プロバイオティクスとは、腸内環境を整える「善玉菌」を含む食品やサプリメントのことです。
ヨーグルトや発酵食品が有名です。乳酸菌・ビフィズス菌・酪酸菌などを含むサプリメント、ゴーダチーズ、チェダーチーズ、味噌や納豆の菌を活かした加工食品 などがありますが「体質や消化の状態によって合うもの・合わないものがある」ので、頑なにならず、気楽に試していきましょう。

腸内環境を整えることができれば、神経伝達物質がバランスよく合成され、考え方や感じ方、行動も変わり、ストレスも減り、口臭も自然と消えていく、という良いグルグルのなかに入っていけるというわけです。

腸内細菌、頑張ってほしいですよねー。

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