山雅の選手をプレミアリーグの選手で例えてみた①【松本山雅2022】
普段はプレミアリーグを中心に、欧州の試合をよく観ている自分が、今年初めて山雅をシーズン通して観てきた。
山雅の選手たちを見ていて、あの選手に似てるな、と思うことがよくあったので、
似ている選手
共通点
その選手にあって、山雅の選手にないもの
補足
基本的にこの流れで、全員ではないが、紹介していきたい。
(全5回の予定/今回はPart 1)
全partまとめ↓
※一部、プレミアリーグ以外の選手も出てきます。
※曖昧なイメージの中で選んでいる部分もあります(出場時間の少ない選手は特に)
~安東 輝~
《似ている選手》
イルカイ・ギュンドアン
マンチェスター・シティ所属
《共通点》
守備時のスライドの早さ・的確さ
相手がボールを奪いにきた時に、クルクルっとターンしていなしてしまう上手さ
前方にスペースがあれば、そこに飛び込んでいける視野の広さ
《その選手にあって、山雅の選手にないもの》
相手ゴール前に入っていった時の決定力
《補足》
ギュンドアンと言えば、昨季最終節での、チームを優勝に導いた2得点の活躍の印象が強い。
ギュンドアンは中盤の選手だが、決定力が高く、シーズン二桁得点を記録したこともある。
安東も、二桁とは言わずとも、5点以上取れる選手になったらいいなと思う。
安東のいい飛び出し①(動画の1:20~)
安東のいい飛び出し②(4:42~)
~田中パウロ淳一~
《似ている選手》
ジャロッド・ボーウェン
ウェストハム・ユナイテッド所属
《共通点》
左利きのウインガー
小柄だが、身体の強さを活かしたキープ力
シュートテクニック・シュートまでの持っていき方の上手さ
《その選手にあって、山雅の選手にないもの》
スピード
《補足》
以前のレビューでも触れています↓
二人とも、ドリブルで運べて、パスを受けてからシュートまでの一連の流れが上手く、決定力もある。
ただ、田中パウロが物足りないのは、スピードの部分。
ボーウェンの方が、全体的にプレースピードが速い。
トップスピードに乗りながらもドリブルが全く乱れないボーウェンは、さすがプレミアで活躍している選手だなという感じである。
20番の選手がボーウェンです
田中パウロのシュートテクニック(0:11~)
シュートまでの持っていき方の上手さ(2:07~)
~下川 陽太~
《似ている選手》
セサル・アスピリクエタ
チェルシー所属
《共通点》
SB、WB、3バックをこなせるユーティリティ性
スピード、対人守備の強さ
積極的なオーバーラップ
共に178cm、70kg(らしい)
《その選手にあって、山雅の選手にないもの》
味方CBの背後を守る意識
《補足》
以前のレビューでも触れたが、下川は味方CBの背後を守る意識が弱いと感じる。
↓該当シーン(1:40~)
失点に直結してしまう問題なので、改善されることを期待したい。
ただ、その点を除けば、下川はものすごくポテンシャルの高い選手だと思う。
アスピリクエタは、右利きで右サイドが主戦場だが、下川と同様、守備面で本当に頼りになる選手。
ただ、その上でアスピリクエタは、「そこにいてくれたか!」と思うようなポジショニングをしてくれることが多い。
下川も、そんな選手にきっとなれるはず。
アスピリクエタのゴール集
(DFの選手ですが、守備のプレーのまとめ動画を公式が出しているのか分からず、見つけられなかったので、ゴール集の動画です)
Part 2に続く
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。