すべての悩みの答えはこの本にある

お疲れ様です。
ルビブックスのノザキです

今回は本の紹介をしようと思います。
今回紹介するタイトルは岸見一郎さんと古賀史健さんの大ベストセラー「嫌われる勇気」です。

①本を読んだ目的

私が高校のときに勉強や部活人間関係に悩んでいたころ本屋で見かけ、その悩みと向き合うためにこの本を初めて読みました。今では悩みがあるたびに何回も読み直し、私の人生バイブルともいえる存在です

この本は仕事や人間関係に悩んでいる方、自分に自信を持てない方に読んでもらいたい一冊です。

また、アドラー心理学は理解するのみ今まで生きてきた年数の半分が必要といわれており、若い人ほど人生を変えれるチャンスなのでぜひ若い人ほど読んでいただきたいです!

②内容

物語は「世界はどこまでもシンプルで人は今日からでも幸せになれる」と説く哲人がいることを聞きつけた青年が自身の悩みや世の中に対する不満から哲人を論破してやろうと哲人の書斎を訪れるところから始まります。

この記事ではアドラー心理学の核心ともいえる「目的論」「課題の分離」「共同体感覚」について紹介できればと思います。

目的論:人生は過去の原因ではなく今の目的によって決まる

アドラー心理学では現在の事象を過去の原因によるものと考えず、未来の目的が動機となって起こった現象と説明しています。

少し難しいですよね?

例えば会社でパワハラにあい、それ以来社会で働くことに恐怖を覚え引きこもりになってしまった人がいるとします。

原因論で考えればパワハラが原因で、社会で働くことに恐怖を覚えてしまい引きこもりになったと説明がつきそうですよね

アドラーの目的論の考えでは違います。
引きこもりの原因がパワハラなのではなく、引きこもることによって社会に出ず、親から腫れもの扱いされることで働かずに自分の安全地帯を確保できる。と解釈します。
つまり引きこもるという行動は「働きたくない」という目的を達成するための手段としてとった行動になります

このように現在の事象を過去の経験によるものではなくある目的を達成するための現象と解釈をすることで、過去の経験に左右されず自分の目的を変えることで自らを変えることができると主張します。

引きこもりに「働きたくないから引きこもっているんだろ働け!」というのはかなり酷だと思いますがこれこそアドラー心理学が勇気の心理学と呼ばれているゆえんだと思います。
つまり変わりたいなら過去の原因を言い訳にせず勇気をもって自分から変わろうと行動すればおのずと結果がついてくるというわけです。

今日はだいぶ長くなってしまったので次回以降「課題の分離」と「共同体感覚」について触れていこうと思います。

次回も読んでいただけたら嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?