【GCACW】~7/18 HSNアドバンスシナリオプレイ記録
4日間くらいに分けてGCACWのHood Strikes NorthのアドバンスシナリオをVassalで遊んだのでその記録。北軍担当。対戦いただいた小島造船所凸Go Mavsさん、ありがとうございました。
作戦
とりあえず、ワゴンは逃がしたいっていうのと、ナッシュビルは固めたいなという感じ。
マフリーズボロは1ヘクス上の要塞に戦力詰め込んでおけばおちないっしょ!みたいな考えでした。
序盤
4ターン目終了時。この時点でワゴン2つはコロンビアを脱出してフランクリンへの道中。1個だけ敵騎兵に絡まれたせいでまだコロンビア。
5ターン目開始時に5回連続くらいで手番を取られてコロンビア後方に回り込まれた。正直、負けたかなーとちょっと思っていた。
6ターン開始時、どうにかワゴン1個もコロンビアを脱出できました。南軍が兵力を分離させたので、コロンビアの放棄を決断。最低限のユニットは残すが、主力はフランクリン、スプリングヒルへ引き上げさせることにしました。
このタイミングでリーを攻撃することもできたかもしれませんが、ワゴンが片付くまで大規模な野戦を自分に禁じていた気もします。
このときの配置はちょっと反省で、側面ボーナスの軽減のためにO.Mooreを1714か1814に置くべきだったかもしれません。ただ、リーの軍団に1813~1913を簡単に通過されるのも嫌だったので、うう~ん…。
負けたと思ったところその2。たまたまこの第6ターンは、雨が降っていたのでなんとかなりましたが、晴れだったら、スプリングヒルで追い越されてしんどかったかなと思う。
第7ターンで南軍がコロンビア攻略を目標にしてくれたので、ほっと一息。北軍主力はその間にすたこらさっさとフランクリンへ。この辺で序盤の危機はなんとかなったかなーと思っていた。
中盤からの作戦
ワゴンを撤退させることができ、北軍主力もフランクリンまで下がれそうだったので、この辺で勝利条件を考慮しての防衛作戦を練り始めました。
そのときに使った数式がこちらです。
VP=30N1+2N2+3N3+10M1+12M2+2M3+2F+2Lu-3Lc+C+4D+α+β
N1:ナッシュビルの3ヘクス以内に初めて到達した
N2:ナッシュビルの3ヘクス以内に存在している
N3:ナッシュビルの隣接ヘクスに存在している
M1:マーフリーズボロに初めて到達した
M2:最終ターンにマーフリーズボロに存在している
M3:マーフリーズボロに存在している
F:フランクリンに存在している
Lu:北軍の損害
Lc:南軍の損害
C:コロンビアに存在している
D:連絡線の通じる師団
α:ワゴンに関するVP
β:焼き討ちされた駅
北軍は175>VPであれば勝ちです。
C=26、D=10、β=5、α=0、2Lu=3Lcは確定しそうなので、こいつらを代入していきます。
30N1+2N2+3N3+10M1+12M2+2M3+2F<104
南軍の取る戦略としてナッシュビルに向かうか、マーフリーズボロに向かうかがありますが、たぶんナッシュビルに行けばマーフリーズボロは取れないし、マーフリーズボロに行けばナッシュビルは取れないのではないか、という仮定のもと、この文字式に色んな数字を代入してどこを守ったら良さそうか考えていきました。
結果、マーフリーズボロに敵が向かった場合(N1=N2=N3=0、M1=M2=1)には、M3+F(あるいはN2)<42であれば勝てることが分かりました。これはつまり、マフリーズボロを占領しているターン数とフランクリンを占領しているターン数の合計値が42より小さければ北軍の勝利ということです。雪が降るまで耐えられれば勝てそうです。
もうひとつ、ナッシュビルに敵が向かった場合(M1=M2=M3=0、N1=1)には、N3=0、つまり隣接ヘクスに絶対入らせなければ、N2+F<37で勝利できることが分かりました。(ナッシュビルの3ヘクス以内に南軍がいるターン数とフランクリンを占領しているターン数の合計値が37より小さければ北軍の勝利)
ということで、より重要になってくる(ターン数の合計値が少ない)のはナッシュビルのほうなので、フランクリン~ナッシュビルに厚めの防衛線を貼ることにしました。
中盤~終盤
10ターン目の途中です。南軍がコロンビア周辺の残敵へ対処している間に北軍はかなり強固な防衛線を引くことができました。
15ターン目の途中です。subユニットをばらまいて徹底抗戦の構え。
南軍は北軍がフランクリン~ナッシュビルをガチガチに固めたのを見てマーフリーズボロに向かいますが、16ターンで降雪イベントが発生し、VP的にちょっと厳しい(7ターンの間、突撃ができなくなり攻撃側に-2という重いペナルティが課されます)ということで南軍プレイヤーが投了し、北軍が勝利しました。
15ターン中、4ターンで雨が降ってしまう荒れ気味の空模様でした。(いくつかはLateRainからの雨です)機動戦がやりたい南軍としては厳しい条件だったように思います。
感想
序盤は本当に危なかったと思います。あのままフランクリン前面で追いつかれて野戦を挑まれたらどうなっていたのか…。ちょこちょこ北軍夜間行軍イベントが出てくれたのが助かりました。
中盤以降に数式を使って作戦を立てましたが、中断期間中に色々考えられるVassal対戦ならではのアプローチで楽しかったです。対面で1時間くらいこんなことされたら流石にちょっと嫌がられそう。
1864年ゲームはアクションフェイズに塹壕を掘りまくれるので、逆に機動の重要性がより増している気がします。先に1ヘクス前に出たほうが有利に戦えるのかなあと。
北軍は常に後方を気にしないといけないので、とても神経をつかいました。なかなか反撃のチャンスが来ないし…。
長いキャンペーンゲームで対人戦をしたのはこれで人生2回目です。ショートシナリオも良いですが、長いシナリオはThe作戦という感じで本当に面白かったです。駆け引きが堪らんですね。HSN面白いです。
皆さんに栄光の日々がありますように。
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