"Pelikan"の真髄を知るまで。
"Pelikan"と聞き、何を思うか。
鳥か?
いや違う。何よりスペルが違う。
鳥のペリカンは「Pelican」だ。じゃあPelikanってなんだよ。
何を言おうペリカンは老舗の画材/文具メーカーである。
知らない人に簡潔に説明すると…
日本では万年筆が有名だ。
万年筆や文具を趣味としている人はみんな知っているのでは?
そんな大手文具企業。創業はドイツのハノーバーです。
簡単に歴史を振り返ってみよう。
歴史
ここまではまだいいとしよう。
ただ、1960年、まさに"社会への貢献"となる出来事が起こる。
1960年
教育者と、万年筆デザイナーの協力により、
学校用万年筆「Pelikano(ペリカーノ)」が発売される。
これが一斉を風靡する大ヒット。
ヨーロッパの学校では定番の品となり、
"世界で一番売れたスクール万年筆"と称された。
これは本当に社会への貢献と言える偉業だと。
実際ペリカーノは今も使われている。
まあマレーシアの企業に買収され
その後フランスに手放されたことなんかはおいておき、
歴史はここらへんで終わりとしておこう。
きっかけ
自分はなぜここまでペリカンに取り憑かれてしまったのか。
きっかけはまさに、文具沼である。
自分は学生で、もともとは勉強に使うため、使うためにシャープペンシルを収集していたのだが、次第に興味がなくなっていった。
今のブームはボールペン、そして万年筆。
そこで触れたのは「シゴトの小道具」というチャンネルである。
ボールペンのみ、すごく細かく紹介してくれるニッチなチャンネルだ。
そしてここで自分はPelikanに魅了されることになる。
この動画だ。
衝撃第一波である。
もともと、冒頭部分で出したペリカンという鳥が大好き(?)で、
このサムネイルを見たときには運命かと思った。
「ペリカンだ!え、ペリカン!?ブランド名?ペンの名前?」
見ずにはいられない。
そしてこの動画を見終わった頃にはもうとっくに"Pelikan"の虜だった。
ボールペンの動画だった。それがとにかく美しく見えて。
こんなにキレイで、豪華すぎず、大人っぽいペンがあるなんて..。
その時の気持ちだ。
amazonを開く。
「Pelikan ペン」検索っと..。
そこで衝撃第二波だ。
「万年筆,かっこよすぎ..。」
もちろんボールペンもキレイでかっこよかった。
でも万年筆は比にならない美しさを持っている。
その時見たのは、確かm405の黒縞だった記憶がある。
何だこれは。かっこよすぎないか?
ネットサーフィンの手は止まらなかった。
それが、Pelikanとの出会いである。
学生のため財力はない。僅かなお小遣いをため、なんと今年の
5月にm205と、k405を購入できる。
価格変動がないことを祈るばかりである。orz(土下座)
企業理念
そんなPelikanの企業理念をいくつか紹介したい
この「推しの企業」の重要部である「社会への貢献」。
5個目なんかは今やどんなブランドだって掲げている。
ただ、これに関することをペリカンのホームページでは、
「未来の子どもたちのために巣を守る」
ちょっとこんな表現にしびれたり…。
話を戻そう。
「社会への貢献」。
ここで重視したいのは、4番目の学習と教育である。
「学びは決して終わらない。私達は常に人々の成長のための道具を作り続ける。すべての人に学んでもらうために。」
そんなペリカンの社会への意気込みが感じられ、感銘を受けた。
おわりに
そんなペリカンが大好きだ。
鳥も。会社も。
ペリカンに闇落ちしてほしくない。
永遠に続いてほしい。
最近の値上げで価格がmontbranc並に高くなったので
ちょっと好感度は下がったが。
それでも私はペリカンが好きだ。