リーバイス501
デニムを語らせると少々煩いと自負している。いくつかお気に入りのデニムパンツを持っているが、今回は最も古く年季の入ったリーバイス501についてかいていこう。
購入したのは2011年の春だと思う。9年近く履いている計算になる。ポケットは大きく崩壊し、何か入れると落ちてしまう。当初の色合いはベルトループ周りにのみ残っている。今では私好みの鮮やかなブルーになった。
あまりにもボロボロで股間周りなどはいつ破れてもおかしくない。そのため履くのはもっぱらBBQやキャンプなど、アウトドアの時だけになった。私の中でアウトドアの正装といえばこのデニムだ。
服には時間が経って良くなるものと悪くなるものがある。Tシャツなんかは数年でダメになってしまう。革ジャンやブーツは手入れを必要とする。
その点デニムはがっつり履いて数ヶ月に一度洗ってやれば、良いところだけ残っていく。膝の裏、太ももの付け根、横などはアタリと呼ばれデニム愛好家たちの注目ポイントだ。中には寝る時までも履くという猛者もいるらしい。これほどメンテナンスが楽で経年劣化を楽しめるアイテムはそう多くない。
このマガジンの参考としている松浦弥太郎の書籍「日々の100」でもリーバイス501が取り上げられており、少しばかり親近感を覚えた。筆者はこのデニムに合うかどうかでシャツを購入すると書いているが、私も同意見だ。とりあえずデニムに似合う服を買っておけば大体様になる気がする。
デニム好きなコミュニティはとても狭く少ない。しかし会社などで総当たりしてみれば1人か2人はいるものだ。こういう小規模なコミュニティは今後も大事にしていきたいと思う。
いいなと思ったら応援しよう!
日常を大切にしたエッセイをこれからも書き続けて行こうと思います。
サポートいただけるとnoteを書くためにカフェに行くことができます。是非よろしくお願いします!!