通勤時間40分短縮するとどうなるのか?
こんにちは、RtoRの井川です。
私は現在練馬に自宅がありますが、事務所は淡路町に借りているため、基本的には毎日40分程度時間をかけて通勤をしています。
なぜ、通勤時間のかかる現在のオフィスにしたのかというと、①自宅から近くの池袋よりは千代田区のほうが会社として印象がいいのではないか?②シェオフィスを借りたほうが人材紹介の免許が取りやすい③子供たちに邪魔されず仕事に集中できる環境が欲しいなどの理由でした。
しかし、事業を始めて半年が経過し、この毎日の通勤時間の1時間20分がとても不要なものに感じてきました。上記①と②も淡路町でシェアオフィスを借りる必然性はないものと気付き、③さえクリアすれば通勤時間も短縮でき、余った時間でより一層仕事の予定を入れたり、家族に向き合う時間になるのではないかと考えるようになりました。
「通勤時間が短縮されることでどの程度の時間がねん出できるか?」
日本の平均通勤時間は諸説ありますが、全国の平均通勤時間は40分、東京の平均通勤時間は50分程度と言われているようですので、私の通勤時間の40分は平均的であり、東京で限定すると近いほうだと思っていました。
しかし、もしこの通勤時間が全く無くなれば、
40分(片道)×2(往復)×20(月間稼働日数)=1600分/月間
1600分×12か月=19200分/年間÷60分=320時間
320時間÷8時間(1日あたりの労働時間)=40日分の労働時間 となります。
40日分の労働時間という事は、1年間のうち約2か月間分の労働時間にあたる時間を通勤にあてているという事になります。
これは私にとって衝撃的な結果でした。
「友人のFacebookの発信」
これは、先日私の古い友人がFacebookで発信していたことですが、この内容を読んで今回のテーマで書こうと決めました。長文になりますが、元の文章を転載します。
--------------------------------------------
ちょっと長くなりますが、
随分前に見たテレビ番組で
感心した事があったので
皆さんにもお知らせします。
親と離れて住んでいる人で
親と今後1年間で会う平均日数は
例えばお盆に3日、お正月に3日だとすると6日間。
親の家にいても24時間顔を突き合わせるわけでもないので
1日に親と顔を合わせる平均時間を4時間とすると
つまり1年で親と過ごす時間は6日間x4時間=24時間。
1年でたった1日分しかないのです。
平均寿命と自分の親との年齢を比較すると
親と過ごせる残りの日数が出てくるのです。
ちなみにこの時、司会の岡村隆史は47歳。
お父さんが74歳であとお父さんが13年生きるとすると
一緒に過ごせる時間は13日となるそうです。
反対に親から見て我が子と過ごせる時間が
あとどれぐらいあるのか。。
その時間は子供の成長と共にどんどん減っていくのです。
生まれて幼稚園に入るまでの3歳までで
我が子と過ごす残り時間はすでに2割が終わります。
卒園する頃は3割が終わってしまいます。
小学生になり友達がたくさんでき、
子どもの世界が広がります。
小学校を卒業する頃には55%と半分以上の
時間が過ぎてしまうのです。
思春期。 親を遠ざけ始める頃。
18歳、高校を卒業する頃は7割以上の時間が
終わってしまうのです。
我が子と生涯一緒に過ごす時間は
母親で約7年6か月
父親で約3年4か月しかないのです。
もちろん、これは全員には当てはまらないとは
思いますが、そう思えば自分も
小学校になれば、放課後も友達と遊んでいたし、
中学高校になったら部活やらなんやらで、
ましてや大学生なんて
家に帰るのも遅かったし。
なので、親とでも子供とでも
限られた親子の時間を皆さん、
大切に過ごして下さいね。
--------------------------------------------
「仕事も大事、家族も大事、自分の人生も大事」
若いころは土日もなく働いていましたし、それがカッコいい生き方だと思っていました。
でも今では、家庭を持ち、子供もおり、6歳と3歳の娘です。
時々子育てに嫌気をさしているような人を見かけますし、自分自身も嫌気がさすこともあります。何のために砂場に穴を掘っているんだろうとか…。
しかし、このかけがいのない時間は娘の成長と共に、減っていくものであり、今しか体験できないことなんだと強く思うようになりました。
小学校を卒業することには、子供と過ごす時間の半分以上が過ぎ去っているわけです。
「通勤時間を短縮し、仕事量も家族との時間も増やす」
そう思うと「将来余裕ができたら」と考えるのではなく、「今できることをしよう」と行動し、実際に少しでも理想に近い生活を送りたいと思っています。
実際に在宅でもできる環境を整えることを始めています。在宅で仕事をすることで仕事のクオリティは下げたくないですし、オフィスにいるときと同等の集中できる環境が必要です。
そのような環境さえできれば、早めの面談も遅めの面談も以前よりは入れることができますし、子供の送り迎えや暇なときは日中でも公園に連れていくなどの子育てもできます。
通勤時間を短縮するだけでも相当多くのことができるようになります。
皆さんも通勤時間が自由時間にあてれるなら何ができるか?考えてみてはいかがでしょうか?
★人材コンサルタント専門エージェントへの相談はこちら