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手数料が下がっても食っていける人材コンサルタントの作り方
皆さん、こんにちは。R to Rの井川です。
先週のnoteで「人材紹介手数料率の今後について」というタイトルで書かせていただきました。今日はその続編で、『手数料率が下がっても食っていける人コンサルタントの作り方』というテーマで書いてみたいと思います。
この内容は、手数料に関係なく、強いコンサルタントの目指す方向でもあると思いますので、人材コンサルタントとして活躍されている皆様は是非ご覧ください。
「インセンティブが減ってしまいます」
現在、多くの人材紹介会社のインセンティブは、粗利の30%~40%程度だと思います。
ところが、手数料率が25%とかに制限されてしまうと、当然粗利も減ってしまいます。この部分をスカウト媒体が負担するのか?人材紹介会社が負担するのか?コンサルタントが負担するのか?は判りませんが、少なからず収入にも影響を受けるものと思います。
「自分で集めて自分で決める」
昨日も書いた通り、人材紹介会社も人材コンサルタントもいかにして自分でキャンディデートを集められるか?ということが大切になります。
広告を出しても、大手求人媒体企業には敵いません。そのため、人材コンサルタントとして自身が担当するマーケットに精通する人材とのネットワークが非常に大切になってきます。
大手人材会社など集客力の強い企業で働くコンサルタントは、FacebookやLinkedIn、Twitterもしていません。そういう私もSNSはほとんどしていませんでした。それは会社の集客力に頼った、もっと言うとスカウトサイトの集客力に頼った人材紹介をしているだけです。
「価値ある仕事をしているか?」
今の人材コンサルタントは稼ぎ過ぎているのではないか?と感じることがあります。
優秀な人材の採用に対して価値が上がっているだけで、人材コンサルタント全体のサービス水準は低下しているのではないかとも感じます。
人材コンサルタント未経験でもうまくいけば入社2年後3年後には1000万円~2000万円稼げる。そんな話がこの先ずっと通用するのでしょうか。
「得意分野をもっているか?その分野のネットワークがどれだけあるか?」
では、どのようなコンサルタントが長く活躍し続けることができるのか?
それは、特定の分野に精通し、クライアントの経営陣とも対等に渡り合えるだけの知識やコミュニケーション力を持ち、また、一方でその分野のキャンディデートのネットワークも強く持ち、常に業界内の方々と情報交換をしている。
こういうコンサルタントこそが真のコンサルタントとして活躍し続けます。
私自身も真のコンサルタントになれるように日々精進していくつもりです。