レッドスペースとホワイトスペース
こんにちは。R to Rの井川です。
これは私が新卒研修で、現在のJAC Recruitment取締役最高顧問の田崎さんから教わった、ビジネスパーソンとしていかに仕事と向き合うべきかという話です。
先日同社の方とお話しさせていただく機会があり、今でもこの話が話題に上がることがあると聞いて懐かしく思い、書いてみることにしました。
「レッドスペースとは何か?」
田崎さん曰く、レッドスペースとは『ルーティン業務』のような日常的に発生する業務を指し、新人の頃やスタッフとして働く人は、このレッドスペースで業務全体が埋め尽くされるものだと教えてくださりました。
大切なことは、この『レッドスペース』の割合を徐々に減らしていく工夫が必要だということです。
「徐々にホワイトスペースを増やしていく」
『スタッフクラスの場合』
ルーティン業務(レッドスペース):自由に発想できる時間(ホワイトスペース)=100:0
『リーダークラスの場合』
ルーティン業務(レッドスペース):自由に発想できる時間(ホワイトスペース)=90:10
『マネージャークラスの場合』
ルーティン業務(レッドスペース):自由に発想できる時間(ホワイトスペース)=70:30
『部長クラスの場合』
ルーティン業務(レッドスペース):自由に発想できる時間(ホワイトスペース)=50:50
『役員・社長クラスの場合』
ルーティン業務(レッドスペース):自由に発想できる時間(ホワイトスペース)=10:90
「ホワイトスペースを増やしていかないと一段上の仕事はできない」
当時、ホワイトスペースのことを何と仰っていたか忘れてしまいましたが、私の認識では、『次のビジネスモデルについて検討したり、営業戦略や組織戦略、マーケティングに関する普段のルーティンの中ではあまり考えないことを考える時間』といった感じだったと思います。
レッドスペースをなるべく減らし、ホワイトスペースを活用し様々なことを考えられるビジネスパーソンになって欲しいし、そういう人が企業で活躍するといったことを教えていただきました。
「あなたのレッドスペースは何割くらいですか?」
今、皆さんのレッドスペースとホワイトスペースの割合はいかがでしょうか?
人材ビジネスは何かと忙しいビジネスでもありますので、マネージャーでも100%レッドスペースと言うような人もいるのではないでしょうか?
しかし、そういう方は「何をやらないのか?」を決めて、「優先順位は高くないが重要な仕事」について考えてみてください。
レッドスペースをいかに減らすか?
ホワイトスペースで次のステージアップを目指しましょう!