人材紹介コンサルタントは第一印象が全て?
こんにちは、RtoRの井川です。
弊社では人材紹介コンサルタント経験者の方々や、人材紹介コンサルタントを目指す方々を対象にキャリア面談をさせていただいておりますが、様々な方々との面談を通して、できるコンサルタントに共通しているのは、第一印象の良さということが挙げられます。
もちろん、第一印象だけではなく、中身も大事なことは言うまでもないですが、それでもやはり第一印象は悪いよりも良い方がいいですよね。
皆さんは自分自身の第一印象を良く見せるための取り組みなどは行っていますでしょうか?
「オンライン面談は対策していますか?」
昨今、初回の打ち合わせはオンラインでというケースが多いのではないでしょうか?中には電話面談中心といったエージェントもありますが、やはり視覚から得られる情報は大きいのではないかと思います。
そのオンライン面談において、例えば、相手の照明が暗い、相手の背景が生活感丸出しで、あまり整理整頓できていないなどのケースの場合、正直実際の面接などの対応は大丈夫だろか?と感じてしまうこともありますよね。
それは、相手方に限った話ではなく、我々面談するキャリアコンサルタント側も大いに見られている部分であり、差が出るポイントでもあるように思います。
つまり、こちら側のカメラの性能が低く画像が荒い、インターネット環境が悪く会話が途切れる、カメラの視線がかなりずれている、服装がだらしない(もしくはカジュアルすぎる)などです。
このような場合、内容に入る前の段階でコミュニケーションに集中できず結果として良い面談ができないこともあります。
特に、私のように若手からミドルクラスといった競合の多い求職者層を対象にしている場合、こちら側の印象面でその後の進展が大きく変わるように思いますので、なるべく印象面は気を付けています。
例えば、カメラはノートPC内蔵のものだと画像が荒いためある程度性能の良いものを使いますし、WEBミーティング用の照明もカメラの横でガンガン照らしています(笑)。眩しいくらいですがあるとないとでは画面上の見え方に大きく違いがあります。
また、髪は毎月1回は必ず切りますし、眉毛も自分でほどほどに整えます。髭も毎朝剃ります。最近は髭をはやしている方も多いですが、100人に1人でも不快に思う方がいるかもしれないと思うと私は髭をはやしません。
部長や役員になって急に髭をはやす人がいますが、一番愚かなことだと思います。
「商談時の服装などTPOに合わせた対応も必要」
また、最近では人材紹介コンサルタントの服装も相当自由になってきています。
前職のMS-Japanでは夏場はTシャツ、ポロシャツでの仕事が可能でした。しかし、コロナ禍前の話ですが、弁護士など士業系の面談を担当するキャリアコンサルタントには、ワイシャツやジャケットを着用するようにお願いしていました。
それは、弁護士や会計士など仕事柄スーツ着用の方も多く、わざわざ来社していただいた方々に、ポロシャツ1枚で対応した時、なんとも思わない方も多いとは思いますが、10人に1人がいい気をしなかったら、それはそれでプロフェッショナルではないなと感じるからです。
逆に、WEB系企業などへの訪問時に、相手がTシャツにジーンズで出てくる会社への行くときに、わざわざスーツにネクタイを締めていく必要もないと思います。
そんな私も、新人の頃はどうしようもなく、土曜日出社をした際、土曜日だしどんな格好でも良いだろうと思い、出社前に日サロで焼いてから大きなサングラスをかけて、白Tシャツにジーンズ、サンダルという姿でJACに出社したら、たまたま乗り合わせた先輩が求職者をお見送りに行く途中だったようで、その後、非常識にもほどがあると激怒されました。
そんなどうしようもない私でも20年以上人材紹介業界で揉まれることで、TPOをわきまえることができました。
今後も第一印象は重視しつつ、キャリアコンサルタントとして中身も磨いていきたいと思います。
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